Bandoalphaのらく書き帳

 おっさんのブツブツですぅ。 脱力系あるいはガッカリ系ブログとでも申しましょうか、その時その時の思いついた事の、テキト~なメモ書き、らく書きですぅ。       至らない点につきましては、ご指摘を戴ければ嬉しいです。 ただ、ご指摘を戴いても、進歩・学習する能力がねえ~                                                                Toshi Hino/桧野俊弘 Bandoalpha@msn.com                                                    

今度は水爆実験だとか

 北朝鮮は日本時間9月3日に核実験を強行したという。

 これまでに5回の核実験を行っていたわけだが、今回の6回目は核爆発規模も過去最大といい、USGSはM6.3の地震を記録している。

 核爆発直後にも地震波が観測されたといい、核爆発による地盤崩壊が生じたものと言う。これまでにない大きな規模の核爆発であったことを示唆している。

 爆発イェールドについては色々推定されているが、過去核実験の10倍+、100~150kt程度のものであろうか。

 北朝鮮は爆発イェールドの調節が可能な水爆弾頭の実験に完全に成功したものと発表している。

 だとすれば米国などが保有する最新型核弾頭と同じような機能の核弾頭の保有の段階に来ていることになろうか。

 核実験の準備が行われているとの報道はあったが、9日が共和国建国記念日?とかであるから、記念日に合わせて実施するという北のこれまでの習性からすると今回は少し早めのようである。

 先日の火星12弾道ミサイル発射が若干非力だったので早めの核実験に踏み切ったものだろうか。

 核の運搬手段である弾道ミサイルの発射そしてその核弾頭爆発試験と、北朝鮮の挑発は止まるところを知らないが、「緊張はガンガンと最大限まで高める。先に身をかわしたほうが負けで、不利な条件で妥協することになる。」との親子代々のヤクザな思考なのであろう。

 今や数十発の核兵器とその運搬手段である弾道ミサイルを保有し、米本土は若干怪しげとしても日本や韓国など周辺ならほぼ確実に核攻撃を加えることができる。
 米国もわが共和国へ軍事力を行使して「第二次朝鮮戦争」に突入するのは躊躇うだろうし、核の脅威に晒される日本や韓国が「それだけは止めてくれ!」とトランプに泣きつく筈である。
 いまや日本人1億2千万、韓国5千万の人間を人質にしたも同然・・・

 核弾頭や弾道ミサイルが高性能化すればするほど、特殊な部品や材料、特殊な計測機器や高度な工作機械などが必要になるわけだが、それらの全てを北朝鮮が国内産で賄っていると考えるのは現実的ではない。

 北朝鮮の対外貿易の9割は対中国貿易であるから、中国よりあるいは海外に支店や子会社を持つ中国公司経由でそれら必要なものは入手出来ているのであろう。

 国連による北朝鮮経済制裁には中国も国際社会の一員として賛同はしているが、米国などが主導する経済制裁決議に盲従して米国の下手となることは中国の国策とは相容れないこと。

 核弾頭や弾道ミサイルの性能が向上し、北朝鮮の核戦力の能力が高まれば高まるほど、米国は軍事力行使という選択肢は諦めざるを得ず、対話妥協以外の選択はなくなる筈。

 6者協議再開にせよ米朝直接対話にせよ、対話となれば中国が何らかの形で仲裁する機会を得ることになり、東アジア地域の安全保障を主導しているのは最早米国ではなく、中国なのであることを内外に示すことが出来る。

 国連の北朝鮮経済制裁発動後も中朝貿易は順調な伸びを示していたことや、今後も口先や見かけは兎も角として中朝貿易を本格的な制裁対象とする姿勢は覗えないことを考えると、事実上北朝鮮の核戦力を後押ししてきた中国の国家戦略がそこには窺えるようである。

 北朝鮮は食糧の自給が出来ていないので不足分食料とエネルギーの石油という死活要素の輸入を中国に頼っているわけだが、北朝鮮も中朝国境が閉ざされることがないのを知っているのであろう。

 最悪、米韓朝が戦争に突入した場合でも中国は参戦しないことを既に表明しており、よしんば核兵器が使用され、米韓朝或いは日本などが核戦争の惨禍に見舞われ国家疲弊するような事態になっても、国際的な中国の国力は寧ろ相対的に向上することになる。

 米国が北朝鮮と交易する中国公司各社を制裁するだけでなく、経済的なマイナスやあからさまな米中冷戦突入を厭わず中国自体を貿易制裁の対象とするようになった場合や、日本や韓国がより具体的な対北核抑止力として米軍の核兵器の自国配備や核開発、その投射手段として北京にも届くような核ミサイル等の配備保有を意図するようになった場合には、中国も「ソロバンを弾きなおす必要」が生じることだろうが、そのような可能性は高くはなさそうである。

 北朝鮮の「やり放題」は続きそうであるし、北朝鮮問題は悪い方向に向かってゆくことだろうか。
 

NKNuketests
北朝鮮の核実験 出典:Wikipedia
 

◇◇◇引用ー首相官邸

(お知らせ)北朝鮮付近を震源とする地震波の観測について

北朝鮮付近を震源とする地震波の観測について
  1. 平成29年9月3日12時31分頃(日本時間)、気象庁が、北朝鮮付近を震源とする地震波を観測しました。気象庁によれば、この地震は、自然地震ではない可能性があります。
    1. 発生時刻
      平成29年9月3日 12時29分57秒
    2. 地震の震源、規模
      北緯:41.3度 東経:129.1度
      深さ:0km 規模:マグニチュード6.1
         (参考)
         平成28年9月9日地下核実験時の地震
         北緯:41.3度 東経:129.2度
         深さ:0km 規模:マグニチュード5.3
  2. 政府としては、過去の事例も踏まえれば、北朝鮮による核実験の可能性もあるので、関係省庁幹部を官邸に緊急参集させるとともに、北朝鮮情勢に関する官邸対策室において、引き続き、情報の収集・分析を行っているところです。

    ◇◇◇ー◇◇◇



    ◆◆◆引用ー朝鮮中央通信

    大陸間弾道ロケット装着用水爆の実験で完全に成功

【平壌9月3日発朝鮮中央通信】大陸間弾道ロケット装着用水爆の実験で完全に成功したことに関する朝鮮核兵器研究所の声明は、次の通り。

朝鮮労働党の戦略的核戦力建設構想に従って、われわれの核科学者たちが9月3日12時、わが国の北部核実験場で大陸間弾道ロケット装着用水爆の実験を成功裏に断行した。

今回の水爆実験は、大陸間弾道ロケット戦闘部に装着する水爆の製作に新たに研究、導入した威力制御技術と内部構造設計方案の正確性と信頼性を検討し、確証を得るために行われた。

実験の測定結果、総爆発威力と分裂対融合威力比をはじめ核戦闘部の威力指標と2段熱核兵器としての質的水準を反映する全ての物理的指標が設計値に十分に到達し、今回の実験が以前に比べて前例なく大きな威力で行われたが、地表面噴出や放射性物質の漏出現象が全くなく、周囲の生態環境にいかなる否定的影響も与えなかったという確証が得られた。


実験を通じて、水爆の1次系の圧縮技術と分裂連鎖反応始発制御技術の精密さを再確認し、1次系と2次系の核物質利用率が設計に反映した水準に到達したということが再び実証された。


水爆2次系の核融合威力を高めるうえで中核技術である核装薬に対する対称圧縮と分裂起爆および高温核融合点火、続いて非常に速く展開される分裂―融合反応の間の相互強化過程が高い水準で実現されるという確証を得ることによって、われわれが水爆の製作に利用した1次系と2次系の指向性同伴構造と多層放射耐爆構造の設計がとても正確であり、軽量化された熱放射遮蔽材料と中性子遮蔽材料が合理的に選定されたということを確認した。

今回の実験を通じて、われわれは1次系と2次系で起きる複雑な物理的過程に対する朝鮮式の解析方法と計算プログラムが高い水準にあり、2次系の核装薬構造などチュチェ式に設計した核戦闘部としての水爆の工学構造がしっかりしているという結論を得た。

実験ではまた、核弾頭爆発実験と各種の弾道ロケット試射を通じて十分に検討された密集配置型核爆発制御システムの信頼性を再度確認した。

大陸間弾道ロケット装着用水爆の実験での完全な成功は、われわれのチュチェの核爆弾が高度に精密化されたばかりか、核戦闘部の動作信頼性が確固と保障され、われわれの核兵器設計および製作技術が核爆弾の威力を打撃対象と目的によって任意に調整することのできる高い水準に到達したということを明白に示し、国家核戦力完成の完結段階の目標を達成するうえで非常に有意義な契機となる。

大陸間弾道ロケット装着用水爆の実験が成功裏に行われたことに関連して、朝鮮労働党中央委員会は北部核実験場のわが核科学者、技術者に熱烈な祝賀を送った。

◆◆◆

◆◆◆引用ー朝鮮中央通信

金正恩党委員長が核の兵器化事業を指導

平壌9月3日発朝鮮中央通信】最高指導者金正恩委員長が、核の兵器化事業を現地で指導した。

金正恩委員長を朝鮮労働党中央委員会軍需工業部の責任幹部と核兵器研究所の科学者が迎えて核の兵器化の実態に関する総合報告をした。


核兵器研究所では、核の兵器化において一大転換をもたらすべきだという朝鮮労働党の戦略的意図に合わせて最近、より高い段階の核兵器を研究、製作する成果を収めた。


金正恩
委員長は、新しく製作した大陸間弾道ロケット戦闘部に装着する水爆を見た。


金正恩
委員長は、本当に立派だ、われわれの力と技術で製作した超強度爆発力を持つチュチェ式熱核兵器を直接見ると、高価な代償を払いながらも核戦力強化の道を揺るぎなく歩んできた誇りを感じる、われわれの科学者は朝鮮労働党が決心さえすればやり遂げないことがないと喜びを禁じ得なかった。


金正恩
委員長は、水爆の技術的諸元と構造作用特性について具体的に調べた。


われわれの核科学者、技術者は初の水爆実験で得た貴重な成果に基づいて、核戦闘部としての水爆の技術的能力を最先端水準でより更新した。


核爆弾の威力を打撃対象によって数十キロトン級から数百キロトン級に至るまで任意に調整できるわれわれの水爆は、巨大な殺傷・破壊力を発揮するばかりでなく、戦略的目的によって高空で爆発させて広大な地域に対する超強力EMP攻撃まで加えられる多機能化された熱核戦闘部である。


金正恩
委員長は、分裂および熱核装薬をはじめとする水爆の全ての構成要素が100%国産化され、兵器級核物質生産工程から部品精密加工および組み立てに至るまで核兵器の製作に必要な全ての工程が主体化されることによって、われわれは今後、強力かつ威力ある核兵器を決心した通りに生産できるようになったと述べた。


また、われわれの核の兵器化水準を朝鮮労働党が提示した完結段階に引き上げるために精根を尽くした原子力部門の科学者、技術者、労働者、軍人と幹部は朝鮮労働党の並進路線を最強の核爆弾で支えていくわが党の頼もしい「核戦闘員」であり、全国が奉って誇るべき隠れた愛国者、隠れた功労者であると高く評価して彼らの偉勲を誉れ高く評価した。


金正恩
委員長は、核兵器研究所が国家核戦力の完成を目指す最終段階の研究、開発を立派に締めくくるための総突撃戦を力強く繰り広げなければならないと強調し、核兵器研究部門に提起される綱領的な課題を提
示した。

◆◆◆

襟裳岬

 「襟裳岬」と言えば、吉田拓郎の作った歌で歌手の森進一などが歌ってヒットした昔のフォークソングの曲が想い出されるが、それよりもかなり以前に島倉千代子が歌った「襟裳岬」というのがある。

 この「襟裳岬」は聞いたことがあるような無いような?感じだが、良い曲である。


 指揮はこの曲の作曲者である遠藤実であろう。

 昨日は襟裳岬でちょっと飲み過ぎた感じだが、今年の夏は安いVodkaが手許にあったので何時ものGinでなく初のVodka Martini。

 露助のVodkaなんか飲めるのか?とも思ったが案外グイグイいける。

 景品のウイスキーグラスにExtra Dry Vernouthをチョットだけ滴らしてなみなみと。

 Stuffed Olivesが丁度良いつまみになるので数個入れといて酒の滲みた頃合いにいただく。

 今日は夕方頃脚を出した着陸態勢のロシアの輸送機An-124が何故か頭上を飛んでたが、エンジン音がやはりかなり異なる。

DSCN3634

 「Vodka Martini」といえば「007 ジェームス・ボンド」



 やはりカッコいい! 
 俺も今度日本に行って居酒屋に入ったらこれだな。

 「クロキリ、割らずにロック。スティアでなくシェークして」


北海道上空を飛翔した北朝鮮弾道ミサイル

 まさか方角を間違えたわけでもあるまいが、グアムでなく、北海道方向に弾道ミサイル「火星12」を一発発射したという。

 防衛省によれば、8月29日0558頃北朝鮮西岸のスナンから北東方向に発射、0605から0607頃にかけて北海道渡島半島および襟裳岬上空を通過、0612頃襟裳岬の東約1180Kmの太平洋に落下したという。
 飛翔距離は約2700Km、最高高度は約550Kmであったと推定している。

 こんな感じか。

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 北朝鮮の発表によれば今回の発射は、「侵略の前哨基地であるグアムをけん制するための意味深長な前奏曲」であり、「107年前、「朝日合併」という恥ずべき条約が交付された血の8月29日に残虐な日本の島国夷がびっくり仰天する大胆な作戦」を「朝鮮労働党委員長で共和国国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である党・国家・軍隊の最高指導者金正恩同志が、朝鮮人民軍戦略軍の中・長距離戦略弾道ロケット発射訓練を現地で指導」し、「わが人民の胸に積もりに積もった恨みを晴らしてくれた」ものという。

 稀世の天が賜った名将最高指導者、わが共和国の国家最高尊厳金正恩元帥はそれとして、今回の飛翔経路を眺めてみると、津軽海峡上空を飛翔させるものであったことが解る。

 無暗に日帝島国夷を刺激してしまうことを避け、北海道渡島半島や本州側の下北半島の陸地上空を極力避けるとすれば、自ずと発射可能な延長線上の地域は決まってくるわけで、今回順安の平壌国際空港が発射地点として選ばれたものであろう。


Kaseiplan
 日本の陸地上空を極力避け津軽海峡上を飛翔させるとすれば計画としてはこのようなものになるであろうか。 今回の発射飛翔経路では襟裳岬上にかかったといい、飛翔コースは些か北に上がり過ぎているようである。

 火星12弾道ミサイルは発射に際してはTEL(発射台車両)への損傷を避けるため、TELからミサイルと発射台座を外して陸上に設置しており、発射地面はレベル(水平)で、直立させたミサイルの発射自重に耐えるもの(コンクリート)である必要がある。去る5月14日の発射ではコンクリートで固めた発射地点をわざわざ用意している。

 発射地点として順安の平壌国際空港を今回利用しているが、空港であれば滑走路エンドや誘導路末端部などのコンクリート舗装部分をそのまま利用出来よう。

 国際空港を弾道ミサイルの発射演習に使うというのは奇異に映るが、「平壌国際空港」とは言っても乗り入れている外国エアラインはAir Chinaのみであり、特に早朝であれば飛んでいるのはカラスくらいなものであろう。

 火星12弾道ミサイルというのは発射準備が些か面倒であり且つ発射地点も限られてしまうことになるが、火星12のTELには着脱式のタイヤ保護スカートがあり、実戦の場合においてはTELへの多少の損傷発生は厭わずにTELより発射するものと考えられる。

 反帝・反米対決戦を総決算する最後の聖戦の決戦兵器である核戦略ミサイルであれば、次発を考慮する必要性はない。

 今回の飛翔距離は2700Km程といい、4000Km程と推定される火星12の最大射程より随分と短い。

 高度を高くとる等の特異な飛翔でもなく、着弾地点の太平洋の先は太平洋であるから特段射程を短く設定する必要性も考えられず、また超重量の弾頭を積むということも考え難い。

 だいいちこの射程ではグアムには届かず、これでは客席に音が届かない音楽会みたいなものでグアムをけん制する前奏曲になるまい。

 火星12は液体燃料の一段目と小型のブースターロケットを持つ弾頭部(PBV)よりなる弾道ミサイルであり、PBVのブースターロケットがうまく点火しなかったとか、一段目ロケットの燃焼が不完全停止した等の不具合の発生があったものと考えられる。

 「日本海上空で三つに分離した」とのニュースもあるが、火星12には見ると一段目切り離し用のブレーキング・ロケットモーターの覆いと思われるものも見えるので、切り離した一段目とPBV、そしてPBVより分離する弾頭の三つである可能性は考えられる。
 MRV(複数弾頭)というのは現在の北朝鮮の技術レベルでは考え難い。
 接続部のフェアリングのようなものや不規則分解、レーダーエコーの誤差のようなこともあるようであるから今後の解析待ちであろう。

 今回解ったことは、火星12の誘導制御技術は未だ貧弱なものであり、現状ではグアムに対して4発を周囲近海に正確に同時挟叉弾着させるなどは大変難しく、強行すれば何処に弾着するか解らず「虎の尾を踏む」ことになってしまう可能性が高そうである。

 それにしても無警告で他国に向けて核攻撃用の弾道ミサイルを発射するというのは前代未聞。
 こんなことを続けていれば、いつか航行船舶や航空機、日本陸地の住民などに死傷被害が発生してしまう可能性がある。

Kasei12Aug291702
8月29日発射の火星12。早朝のいっ発。

☆興味をひいた他のブログ。夫々の見解が示されている。

North Korea’s Missile Test over Japan By David Wright

North Korea’s Hwasong-12 Launch: A Disturbing Development  By Michael Elleman

脅威に対する数理的アプローチ 北朝鮮の「火星12」に迫る 久保田 隆成




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