破壊されたステルス・ヘリの現場に残っていたと云う、フュエル・キャップ。
181USガロンの刻印が見える。
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ステルス・ヘリはMH-60にステルス性を付与したものだというが、元型のUH-60のフュエル・タンクはキャビン後方胴体内に、自動漏洩防止式の複合材積層による耐弾性の高い180ガロンのタンクが2個設置されている。
給油口は其々のタンク用の重力給油口が左右に一個づつ。一点加圧給油口が左側に設けられている。
UH-60A FUEL SYSTEM

ステルス・ヘリは全体に角張った形だといい、MH-60より数百ポンド重量が増加しているという(前掲元160thのアビエター談)。
ボーイングに発注されたというから、印象としては計画中止になってしまったボーイング・シコルスキーRAH-66に近い感じだろうか。

イラクでD1ノズルを結合し加圧給油中のUH-60。 ローターは回っているようである。
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ARMY Photo