あれから何年が経つのだろうか。

三島由紀夫という高名な作家の奇妙な自決死であった。
70年安保というひとつの時代の変わり目に、体当たりして高名な作家が死んだ。
もったいない死であったが、三島は老醜を曝す事無く45歳の儘で、人々の心の中に永遠の命を刻まれている。

日本は一見豊かで金持ちの多い国になったが、精神的には怠惰であり、堕落したろうか。

腹切るなんて、出来ないからねえ~



◇◇◇
私は今後の日本にたいして希望をつなぐことができない。
このままいったら日本はなくなってしまうのではないか。

そのかわりに無機的な空っぽなニュートラルな
中間色の裕福な抜け目のない或る経済大国が
極東の一角に残るであろう。

ー三島 由紀夫ー