「銀河3号ロケット」により「地球観測衛星・光明星3号」なる物体を宇宙空間に打ち上げて、国威を発揚し、対外的には長射程弾道ミサイル技術の確立を誇示する筈だったのだが、見事失敗したという。

打ち上げは現地時間13日金曜日0739、東倉里から予定コースである南方向の黄海へ向け発射されたが、数分後にバラバラとなったという。

Foxニュース等では発射後90秒から2分内に分解(爆発?)。大気圏内であったという。
NORADでは1段目ロケットがソウルの西方165Kmの海上に落下したとしているので、1段目切り離し直後にでも不具合が発生したろうか。(NORAD

海外から報道機関なども呼んで「銀河3号」大型ロケットや衛星モドキを公開しており、金日成生誕100年になる今年のメインイベントだったろうが、青年大将の威信は大いに失墜している。

衛星の打ち上げと称するものでは3度目の連続失敗になるが、いまどき小型衛星ひとつ満足に軌道に上げられない国家事業というのは珍しい。
やはり国内工業全体のレベルが低い(低下して来ている?)国なのだろう。

打ち上げ失敗の状況によっては、破片が南西諸島域に落下して来、被害を受ける可能性もあったろう。

自衛隊は不測の事態に備え、航空総隊司令官斉藤空将を指揮官とするミサイル防衛のBMD統合任務部隊を編成し、イージスBMD護衛艦やPAC3部隊を宮古島など南西方面等に展開し警戒していたが、現地の展開部隊は北が発射と同時に警戒態勢に入れたようであり、横田基地内に移転したばかりの総隊司令部と米軍の共同(情報同時共有)は上手くいっているようである。
宮古島自衛隊で信号弾、7時40分頃警戒情報発令
自衛隊 政府より早く地元に情報

地元市町村や警察、消防、海保といった他の役所との連携の拙い政治や、政治家の事態判断能力や緊張感の欠如ぶりは相変わらずの慢性病だろうか。
日本政府、発射発表に43分…未熟さ露呈
鳴らぬアラーム、自治体混乱 発射情報、テレビ頼り
政府発表 発射から40分余かかる

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WSJ紙より