去る4月15日の北朝鮮での、”金日成生誕100周年記念大閲兵式”の模様を、宇宙からDigitalGlobe社が衛星写真で捉えたものがネット上に出ていた。
http://24.media.tumblr.com/tumblr_m2n3jwKLE81qakqyfo1_1280.jpg

パレードの後尾のほうから、KN-08、ムスダン、ノドン、スカッド、KN-02、S-300様のSAMキャニスター・・・と続くわけだが、KN-08を除いて、いずれも予備車両を1台用意していたことが解る。
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北朝鮮の装備はかなりな”年代物”が多く、車両故障などもよく発生するのであろう、閲兵式には予備車両を用意しておき、式場進入直前で不要となった車両が横道に分かれ出る様子がビデオでも確認できる。
http://www.youtube.com/watch?v=l-6m_uy9KFo&feature=related

KN-08には予備車両がないのは、車両が新品で信頼性が高く故障発生の可能性が少ないのと、KN-08自体の保有数が少ないことを示唆するものだろうか。

万一観閲台正面で車両故障が生じ、立ち往生でもしようものなら、その部隊指揮官や兵はタダでは済まないだろうから、式典の参加者は”命懸け”だったろうか。

失敗すれば、”おまいは主体思想の学習が足りないからそうなる”ということで教育施設()に送られたりするのだろうから、人民は何をするにも命懸けの国だろうか。