当初「銀河3号」の発射準備は前倒しで順調に進んでおり、早い時期に発射されるものと観測されていたが、燃料注入の8日になって状況は一変したとの報道があった。
「運搬ロケット1段目の操縦発動機で技術的な欠陥が見つかり、衛星の発射を12月29日まで延長する」(朝鮮宇宙空間技術委員会10日)と北朝鮮も発表し、11日の報道では発射台から取り外したとの報道が流れていたのだが。

12月12日0949に突如として銀河3号が東倉里より発射されたと言う。

1段目とみられるもの(0958)、衛星フェアリングとみられるもの(0959)、2段目とみられるもの(1005)が其々予定海域内に落着しているという。
打ち上げられた人工衛星「光明星3号」とみられるものがNORADで確認されたというから、計画通りの飛翔で、人工衛星の打ち上げに成功したことになる。

ちなみに沖縄県上空通過(石垣島上空辺りだろうか?)は1001だったという。

BMD任務部隊は目標の探知・追尾には成功していたという。
島嶼への落下物の危険は発生しなかったので迎撃は行なわれていない。

北朝鮮は今年4月の失敗から極めて短期間で不具合箇所の改修を完了し、人工衛星打ち上げという、飛翔体の高度な制御技術を有することを今回実証している。

銀河3号を”発射台から取り外して整備中”との主として韓国筋からの情報は、事実と大きく異なる結果となっており、不思議な点である。

<参考>
防衛大臣臨時会見概要

NORAD News

首相官邸内閣官房長官声明