今年中に初飛行の予定で、2014年からエアラインへの引渡しを開始するのだというエアバスA350XWBは、当初のリチウム・イオン・バッテリーからニッカド・バッテリーに変更することを決めたという。

Airbus activates “Plan B” for the A350 XWB batteries - Reverts back to nickel cadmium technology」-エアバス社ニュース

787のリチウム・イオン・バッテリー問題は、その根本原因が未だ不明な状況であり、NTSBが中間報告を3月半ば頃出すというだけで、何時出されるか不明なNTSBの「最終報告」に基いて、どのような対策なり審査基準なりをFAAが出すのかは、全く見当が付かない状況なので、これを待っていたのではA350XWBの計画は立たないので、”プランB”の確率された技術の”ニッカド”でここは手堅く行こうということだろう。

バッテリー変更による重量増加は60~80kgとのことだが()、燃費の向上で運航費の低減を売りものとする新型旅客機にとって重量の増加は痛いだろうが、計画が半年も一年もゴタゴタと遅延するようなことを考えれば、これは賢明な選択だろう。
大きくて重いモノから小さく軽いモノへの変更は容易なので、将来必要であれば、リチウム・イオン・バッテリーへの変更SBキットを出す事も可能であろうし。

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Photo: AIRBUS
今年中に初飛行予定のA350XWB初号機。この機体はリチウム・イオン・バッテリー搭載の侭で飛行する予定という。
787に対抗する機体であり、従来機に比べて25%運航費が低減するのだという。

おっさん頭の算数では、その分全部とは言わんが幾分航空券が安くなって良いように思うが、そうはイカンのが世の常のようだ。
機内で”スッチー”のお姉さんにそんな文句を言っても、「その分私達アテンダントが、25%綺麗になってますぅ。」とか言われて、軽くアシラワれてお終いだろうか。