名門星陵の名にかけて1点は返したいところ。
「8対0」で迎えた小松大谷との石川県大会決勝の「9回裏」である。

大人な人間なら、”もうこの勝負は着いた”と誰しも思ったであろうか。

主将村中の出塁から始まって星陵は得点をコンスタントに積み上げていった。
疲れてはいたが小松大谷の投球や守備がそれほど乱れたようでもなく、やはり星陵ナインの「気迫」による得点である。

「わからくなってきました」という中継アナウンサーの声が小気味良い。

そして遂に信じられない逆転優勝!

こんな試合があるのだろうか!

今年の星陵は「苦しい時でも笑っていこう!」という”必笑”戦法だったとか聞くが、「苦境の時こそ笑顔でゆく」主将村中はじめ皆の笑顔がいい。

まさに青春は青天井、不可能という文字は無い!

野球史に輝くであろう素晴らしい試合だった!文句なし!

負けるも涙、勝つも又涙である。
今年の夏も熱い!!

ビールがうまいぞ。