宮〇課長は北大だったろうか。

部課は違うのだが、何故か「お~いヒノ君」と声掛けられて〇崎さんと飲んだ事があった。

陸軍少尉だったと言うから、幹候で”鬼の関東軍”であったろうか。
匍匐で忍び寄り軍刀一閃、露助の歩哨を斃したのだと言う。

そんな血生臭い話を聞きながら、コップの酒に昭和の宵は更けてゆくのであった。

都ぞ彌生

吾等が三年を契る絢爛のその饗宴はげに過ぎ易し。

然れども見ずや窮北に瞬く星斗永久に曇りなく、雲とまごう万朶の櫻花久遠に萎えざるを。

寮友よ徒に明日の運命を歎かんよりは楡林に篝火を焚きて、去りては再び帰らざる若き日の感激を謳歌わん。

明治四十五年度寮歌~横山芳介君作歌、赤木顕次君作曲、都ぞ彌生 EinsZweiDrei



日本語のなんと美しき。矜持高き日本人が闊歩していた遠い夢の時代。
「謳歌わん哉狂わん哉、生命尽きる其の日まで!」の世界。


HokudaidanchoA
写真:北海道大学   北海道大學応援團長の雄姿!

北大と言えば、前身である札幌農学校で教鞭を取っていたクラーク博士が、離任のさい見送りの農学校生に送った「青年よ・・・」の言葉が何と言っても有名であろう。

時に明治十年卯月十六日、島松駅逓所頭に別離の時は来ぬ。
馬上のクラーク博士は、袴姿の見送りの農学校生たちを一瞬振り返ると、右手を高く挙げてその言葉を放ったのである。

ボーイズ・ビー・アンダーシャツ!

札幌はしばれるからねえ~

となると、今日の昼はサッポロみそラーメン。いやクラーク博士はカレーを広めたとの話もあるから、ジャガイモをたっぷり入れたカレーラーメン・・・