もう秋もだいぶ深まり、晩秋とか初冬と呼ばれる頃となった。

Oct3120

 喧騒たる選挙日の3日も過ぎ、新しい大統領も決まったようである。

President2020

 開票が進むにつれ、意外と差が付いた感じである。
4年前にマスコミとヒラリーを敵に回して見事当選したトランプだが、少々野卑・下品なところもあり、パンデミックもありで、やはり批判票が多かったであろうか。1任期で退場となった。
 米国の大統領は国王や皇族とは違い、執政の実務者であるから気品というものは必須でなく、トランプはその言動は激しいのだが、その根本部分は至極真っ当であり、あと4年やらせてみたかったが、やはり少々ラジカルに過ぎたろうか。

 バイデンは大統領就任時は78歳となり、任期満了時は82歳となるか。
喫緊のパンデミック対策も特別斬新な手段というのは無いだろうし、経済対策もパンデミック対策と表裏一体であろうし、四十年以上も政治の世界で飯を食って来た古い政治家であり、年齢的にも刮目するような斬新な政策を次々と大胆に進めるようなことは期待出来まいか。 バイデン政権にとって一番重要なことは、「兎も角生きて任期満了日を迎えよう!」、ということになりそうな。