2021年も明けたが、COVID-19ウイルスも却って蔓延して来ているようで、「おめでとう」とはなかなか言い難い新年である。

 この感染症の、米国での感染確認第一号患者が当地において確認されたのが、丁度1年前のことになるが、これほどまでに感染症災禍が広がるとは、誰が予想し得たことだろうか。

 行動が制限され、マスクだ手洗いだ消毒だと、鬱陶しいことばかりで気持ちが凹むわけだが、自分自身が感染しないことが第一なので、気を抜かずに感染予防措置を徹底して、今年も暮すようだろうか。

 幸いワクチンの接種も始まっており、今年の秋頃には我々その他大勢の一般米国平民にも、ワクチン接種が行き渡って来るだろうから、光明は差して来ているであろうか。

 新しいワクチンであり、有効性や有効期間の持続性も然りだが、やはり「安全性」というのは気になるところである。

 数万人規模の治験データで、「十分な安全性」というのは勿論確認されてはいる訳だが、実際のワクチン接種でのデータがCDCのサイトで公開されていた

 昨12月14日から25日迄に接種された、Pfizer-BioNTech社のワクチン初回接種1,893,360回において、4,393件のAdverse Events(副反応)の報告があったという。 注射が痛いとか、ちょっと腫れたとか、微熱、かったるいワと言った、まあどうでもよいものはそれとして、生命に危険のある重度のアレルギー症(Anaphylaxis)が21例出ている。

 Anaphylaxis21名のうち4名は入院(うち3名はICU)したというが、いずれも回復或いは退院しており死者は出ていない。

 21例のAnaphylaxis発症のタイミングは、ワクチン接種後2分から150分に亘るが、71%は15分以内に反応が出ており、殆どは何らかのアレルギー歴を持つ方々であった。

 COVID-19ワクチン接種による、Anaphylaxis(生命に危険の生じる重度のアレルギー反応)の発生率は、0.001109%程となる。 100万回のワクチン接種で、11.1件の発生確率となるか。

 例年のインフルエンザのワクチン接種でのAnaphylaxis発生率は、100万回接種で1.3件とかいうから(Dr.Nancy Messonnier CDC)、インフルエンザのワクチン程に「こなれて」はいないにしろ、初めてのワクチンとしては安全性はかなり高いと言えそうである。

 飛行機に乗るのも、自動車を運転するのもそうだが、100%安全と言うことは存在しない。

 医学においても、「現在の医学では残念ながらこうした稀で重篤な副反応を完全にゼロにすることはできません。そして麻疹・風疹混合ワクチンに見られる程度の重篤な副反応が起こるワクチンは、安全性の高いワクチンとみなされるのです。現在全世界で使われている「安全」とみなされているワクチンでさえ、稀ではあるが重篤な副反応が起こる可能性があるのです。」と、榊原洋一お茶の水女子大学名誉教授もおっしゃられている。
 
 まだワクチン接種は始まったばかりであり、今後も注視する必要はあるが、特にアレルギー体質でもない限りは、安心して接種を受けられそうである。

 幸か不幸か、アレルギーというのを俺は経験したことが無いし、死んだ両親もアレルギーというのは無かったし、金も無かった。 「だいたい何を喰っても大丈夫」ということだけが我が家系の取り柄であるからして、ワクチン接種がもう待ち遠しい! 今度こそ、注射は若いブロンド系の女性(ひと)に・・・