Bandoalphaのらく書き帳

 おっさんのブツブツですぅ。 脱力系あるいはガッカリ系ブログとでも申しましょうか、その時その時の思いついた事の、テキト~なメモ書き、らく書きですぅ。       至らない点につきましては、ご指摘を戴ければ嬉しいです。 ただ、ご指摘を戴いても、進歩・学習する能力がねえ~                                                                Toshi Hino/桧野俊弘 Bandoalpha@msn.com                                                    

2011年06月

なあに、却って・・・放射線ホルミシス効果

先日歯医者に行ったら、レントゲン設備が新しくなっていた。

撮影画像もLCDにディスプレイであり、フィルムというのはここでももう無くなってしまった。
1年に一回くらいチェックのため口腔のX線撮影をするわけだが、防護の鉛入り?の前掛けはするものの、新しいX線装置は放射線量も従前のものに比べて少なくなっているのだと言う。

アメリカの医療の現場では放射線被曝は出来る限り少なくする方向に努めているわけだが、福島原発事故に関連して、低量放射線であれば人体には無害である、或いは却って健康に良いとの主張が見られる。

放射線の人体への影響については、幸いなことであるが、研究対象事例が少ないようで、広島・長崎での原爆被害やチェルノブイリ原発事故などしか大規模汚染の実例が今迄無かったようである。

人体を放射線が透過することでDNAが破壊され、それが癌や白血病に繋がってゆくという事の様だが、人体には自己回復能力がありDNA損傷部位が自然に回復出来たり、マイナーな部位の損傷であれば影響は無視出来るということになる。

現在の医学では固体毎に放射線被曝と癌等との因果関係を確定することは不可能で、統計的な疫学的手法によるほかないのだという。

広島・長崎での被曝例の疫学的調査から解っているのは、「100ミリシーベルト以上では癌になる確率が被曝線量に正比例して増える」ということであり、それ以下では「どうゆう関係になっているのか解らない」のだと言う。(注:放射線影響研究所
「解らない」と言う事と「健康に影響が無い」と言う事は、当然ながら異なる事である。

低量放射線であれば人体に影響が無いどころか、却って体内の諸機能を活性化し健康を増進することになる、という所謂「放射線ホルミシス効果(Radiation Hormesis)」があるとする研究がある。

産経新聞6月22日の”正論”で、岡崎研究所の岡崎久彦氏がこれを引用している。
元駐タイ大使・岡崎久彦 低レベル放射能それほど危険か

岡崎久彦氏の文中にある「米有力シンクタンク、ヘリテージ財団が、東日本大震災への日本の対応ぶりをレビューして・・・の報告書」というのはこれであろう。
The Great Eastern Japan Earthquake: Assessing Disaster Response and Lessons for the U.S.」
著者のJames Carafano博士は、元陸軍中佐であり、放射線ではなく安全保障問題の専門家のようである。

同じく引用されている「注目されるのは、2008年の米ミズーリ大学名誉教授のトーマス・D・ラッキー博士の論文」というのはこれであろうか。
Atomic Bomb Hearlth Benefits

同じく引用がある”東京大学の稲恭宏博士”というのは、或る意味で最近有名になった博士であり、検索すると色々出て来る、興味深いお方である。

放射線ホルミシス効果であるが、これは「United States National Research Council」や「National Council on Radiation Protection and Measurements」と言った米国の機関で容れるところとはなっておらず、国連機関の「United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation」においても認められていない。
Radiation Hormesis

先月の衆議院特別委員会でも放射線ホルミシスの話題が出ていた様で、有識者である参考人から回答がされている。
衆議院科学技術・イノベーション特別委員会

低量放射線であっても放射線量に正比例して人体には有害である、との考えに基づいてICRPなどが被曝量限度を提唱しており、米国などもそれに基づいて、一般人は1mSv/Y以下等の規制値を設定している。

日本も欧米諸国同様に規制値を法律で規定していたわけだが、住民を被曝から守るべき肝心の原子力有事に直面したら、グダグダになってしまったようだ。

岡崎久彦という人は、保守系の著名なオピニオン・リーダーの一人なのだろうが、老齢で呆けたのでなければ、放射線ホルミシスへの公的機関の評価について知らなかったり、寄稿するにあたって下調べをしないという事は考えられないから、敢えて意図して事象のマイナーな一面だけを引用強調し、”正論”として世に主張する姿勢というのでは、老獪と言うより稚拙であり、いただけまい。

今最も大切なのは、福島原発の原子力事故の真実に国民が正面から向き合うことであり、隠蔽や事実の歪曲などの、「こすい」姑息な手法で有耶無耶に処して仕舞う事が若しあれば、将来再び原子力事故の惨禍を見ることになってしまうであろう。

ウクライナから日本に来ているようだが、ナターシャと言うこの人は、ソ連邦であった少女時代、チェルノブイリ原発事故に遭っているのだという。
歌に思いが籠められており、聞き手の心奥に響いてくる。 なんと美しい。

人は若くあれ。青くあれ。

ナターシャ・グジー 視点・論点」 - Nataliya Gudziy

福島と広島

◇◇◇商事シアトル支店のTさんは原爆手帳をお持ちであった。

”あの日”は、母に連れられ川のような所に逃げて来て、わけも無くブルブルと震えが止まらない幼い自分に、母親が布団のようなものを掛けてくれたのを憶えているという。

8月6日だから寒くはなかったろうが、幼児がブルブル震えるというのは生命の危機に対する生きものとしての本能であったろうか。

私とは全く違って頭脳は明晰、色白の美男であり、何よりジェントル・マンであられたが、風邪をひき易い等抵抗力が弱いとおっしゃっていた。
その割には、お酒はぐいぐいイッテいたようであったが・・・

昭和20年8月6日の「ヒロシマ」は言うまでも無く人類最初の原子爆弾による惨禍であるが、使用された”ピカドン”は、高濃度濃縮されたウラン235の核分裂反応ー核爆発ーを利用した「Mk.1」通称「リトル・ボーイ(Little Boy)」と呼ばれる「ウラン型原爆」である。

原爆とするにはウラン235を高濃度(70~90%)に濃縮する必要があるわけだが、「リトル・ボーイ」は総重量4.4トンに達する巨大爆弾だが、内装するウラン重量は64Kgで、濃縮度は80%と云われる(内50Kgについて88%(44Kg)、残り14Kgについては50%(7Kg)の濃縮度)。

「リトル・ボーイ」のウラン235総量は、51Kgだったことになる。

相生橋を目標とし、起爆は地上高度1,900ft(600m)にセットされていたというが、横風があり240mずれた島病院の直上600mが爆心点になるという。

ガン・タイプのウラン原爆というのは、核爆発起爆が容易で確実であるが、反面安全性に問題があり、核物質の使用効率も悪いのだという。
「リトル・ボーイ」も核爆発反応を起こしたウラン235は、1.38%程度(700g程度か)だったと云われる。
それでも爆発威力は凄まじく(TNT換算で13~18kt)、当時人口35万といわれた広島市は壊滅している。
即時に爆死した者7~8万、負傷者7万が発生したという。
火傷等の負傷や放射能障害によりその後死亡した者は、昭和20年末までに9万~16.6万、昭和25年までに20万が死亡したとも言われるようだ。(

放射能障害は今に至るも広島の被爆者を苦しめているわけだが、核分裂反応を起こしたウラン235は1kg未満であり、拡散された放射性物質は、原発事故に比し、さほど多くはない。

東京電力福島第一にある燃料集合体の本数だが、冷却プールにある使用済み燃料集合体や炉心に装荷された燃料集合体の他に、これから使用する新しい燃料集合体もあるようで、総数は下記になるようだ。
以前記述の本数は間違っていた()。

  使用済燃料集合体:原子炉内装荷:新燃料集合体
1号      292       400      100
2号      587      548      28
3号      514      548      52
4号     1,331       0      204
5号      946      548      48
6号      876      764      64
共用プール 6,375

)(

福島第一にある燃料集合体の総数は14,225本となる。
5、6号機と共用プールを除いた、1から4号機だけでも4,604本になる。

原子炉内のウラン装荷量は、1号機が69t(400本)、2号から5号機は各々94t(548本)、6号機が132t(764本)とあるから()、BWR用8X8の燃料集合体というのは、1体あたり172kgのウランを持つということになるだろうか。
ウラン235の濃縮度については、3~4%程度としている。(

古い資料では、集合体のウラン重量は184kg、濃縮度は平均2.62%とあるが、その後改良がなされているものだろう。(

3号機については、再処理核燃料である、プルトニウムを含むMOX燃料体を一部使用している筈である。
MOX燃料はウラン235が1%、プルトニウムは3~4%とあるが、3号機の514+548+52本のうち何本がMOX燃料集合体かは今の所資料は見当たらない。

燃料集合体1体あたりのウラン172kg、濃縮度3.5%(ウラン235は6kg/体)として、全てウラン燃料集合体とすれば(MOX燃料体数不明故)、福島第一にあるウラン235は、85t程となるだろうか。

1号機から4号機だけだと、ウラン235は28t程度となるだろうか。

燃料集合体を使用して核反応を起こせば、放射性物質はどんどん増えてゆくという面妖なものなので、使用済み燃料集合体などはベツモノに化けているのだろうが、「素」であるウラン235について見れば、”リスクの最大値”はこのようなところだろうか。

福島第一の放射性物質の漏出は現在も続いているのだろうし、漏出総量については不明なところが多いが、6月6日のニュース(日経記事)では、原子力安全保安院は、1~3号機で事故直後から3月16日までに大気中に放出された放射性物質の量を従前の推算37万テラベクレルから、77万テラベクレルと試算し直している。
大気以外に海洋に漏出した分もあるわけで、今後も数値は変わっていきそうだが、漏出総量というのは最終的には100万テラベクレルを超える程度になるのだろうか。

核爆発による被害こそないものの、福島で漏出された放射性物質というのは、広島の原爆のそれの数十倍には達するものだろう。

救われるのは風向きからして、大部分は海洋に降下したと思えることだろうか。

参考;ソ連のチェルノブイリ原発事故の概要()。

上を向いて歩こう ー Sukiyaki

◇◇◇読売新聞ネットの記事から◇

「上を向いて歩こう」人気再燃、CD発売へ

東日本大震災後、坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」(永六輔作詞、中村八大作曲)の人気が再燃している。

 EMIミュージック・ジャパンは急きょCDシングルを制作、7月13日に発売することにした。

 同社によると、震災後、全国のレコード店に「シングルはないのか」という問い合わせが相次いでおり、各地のラジオ局にも、「元気づけられる」と、リクエストが急増しているという。

 同曲は1961年に発表され、過去にCDシングル化されたことはあるが、現在は入手困難となっている。今回のCDは「見上げてごらん夜の星を」など計4曲とカラオケを収録。高齢のファン向けにカセットテープも販売する。

(2011年6月17日15時32分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110617-OYT1T00758.htm
◇◇◇

”九ちゃん”の往年のヒット曲「上を向いて歩こう」が震災後人気再燃しているとのはなし。

「上を向いて歩こう、涙がこぼれないように」と言う事だろうか。

オレには馴染の深い”失恋”の失望じょ~たいの歌なのだろうが、軽快なリズムの曲であり、歩いてゆく先には何かしら希望や夢があるような気がして来る曲である。

米国でも「Sukiyaki」の曲名で紹介され、1963年にはビルボード誌で1位にランクされたという。
坂本九の日本語の原曲の儘でのことであり、こうゆう事はその後も出現して無いようである。

他のアーティストによりリメークされたものがその後も度々発表されており、それらもヒット曲となっているから、曲自体がポピュラー・ミュージックとして非常に優れたものなのだろう。(
こちらへ来て、ドライブしている時などに偶に耳にすることがあり、「あれ?」と思い懐かしく、元気付けられたものである。

1961年(日本)/1963年(USA) 坂本九”九ちゃん”の、元祖の味の「Sukiyaki」。(

1981年 「A Taste of Honey」による「Sukiyaki」。(

1995年 「4 P.M.」による「Sukiyaki」。(


涙がこぼれないようにして歩く先には、希望や夢が見えなければ、人は上を向けないわけだが。

高い所にいるリーダーの人は、希望と夢の大きな旗を掲げて振って、みんなの元気が腹の底から湧いてくるようでないと上を向いた歩みにならないだろうが、今の日本国のリーダーというのは、希望の旗どころか、我欲を包む汚い風呂敷ばかり広げてるようで、これでは、みんな下を向いてしまうだろうか。

汚染除去

放置すれば害の有る汚いモノを撒き散らかしたのであれば、それを掃除して除去することが次に必要な措置になる。 当たり前のことである。

ロシアのような広い国土であれば、汚染されたところは思い切って棄てて、他の場所にみんな移ってしまうというのも有りだろうが、日本は小さな島に人間がひしめき合って住んでいる。
移り住むところもなかなか無いだろうし、先祖伝来の土地への愛着も強い。

原発周辺で汚染の酷い所は除染しても人間が住むのが難しいような状況も出るだろうが、福島市や郡山市辺りであれば、汚染除去すれば健康に害無く十分生活が出来ることだろう。
現状の儘にして置いたのでは、放射線レベルの高いホットスポットも出るだろうし、土壌に在るものは結局は体内に取り込まれて仕舞うから、子供たちやこれから子供を育てるような若い人には一寸と安心出来ないところだろう。

校庭等の汚染土の除去などを福島県は独自に始めているようだが、予想通り効果は高いようである。
早ければ早いほど汚染除去の効果も上がるものと思われるから、時間との勝負と言うところもあるだろうか。

原子力発電というのは、国策として国が電力会社と共に推進してきたことである。

放射能問題については、地方自治体は対応能力を持っていないのであり、本来これは国が責任を持って指導・実施するものだろう。

まるで福島の”自己責任”然として、国は申請を受け付ける立場みたいな姿勢というのはいただけない。


◇◇◇引用:河北新報◇◇◇

校庭表土入れ替え 放射線、大幅に低下 福島

福島大は15日、福島市の付属中校庭と幼稚園庭で5月22日~6月7日に表土の入れ替えを行い、福島第1原発事故で上昇した放射線量を大幅に低減できたと発表した。
 同大によると、地面から高さ1メートルで毎時2.68マイクロシーベルトと幼稚園内で最も高かった園庭中央部は工事後0.51マイクロシーベルトに、3.01マイクロシーベルトだった校庭中央部は0.24マイクロシーベルトにそれぞれ低下した。
 工事は表土を地表から約5センチ削り、敷地内に掘った縦25メートル、横40メートル、深さ1メートル50センチの溝に埋設した。表土は放射性セシウムを吸着する鉱物を挟んだ特殊シートで包んで埋設し、排水管も敷設。染み込んだ雨で放射性物質が流出するのを防ぐ対策も施した。
 校庭周辺の植栽は木の幹の付け根付近で高い値が測定され、水で洗浄した後に表土を剥ぎ取り、客土で覆った。放射線量は3分の1~5分の1に減少したという。
 事業費3500万円は大学がいったん支出。国に負担を求める。
 両施設は校庭の放射線量が国の暫定基準値を一時上回り、屋外活動を中止。中学校は保護者に説明した上で、クラブ活動の校庭使用を再開した。
 同大共生システム理工学類の難波謙二教授(微生物学)は「子どもたちにより安全で、効果的な放射線対策を考えていきたい」としている。


2011年06月16日木曜日

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110616t65007.htm
◇◇◇

あれから3ヶ月

「東日本大震災」は11日で3ヶ月目を迎えたという。

読売新聞(引用下記)によれば、未だ断水が続いている所も多いと言い、9万人以上が未だ避難所などでの生活をおくっているようである。

体育館みたいなところで、ダンボールを仕切りとして雑魚寝の生活を何ヶ月もおくるのは、それだけでも気が滅入りそうだが、家族を亡くし、或いは愛犬や愛猫を棄て、家や会社、車を流されて、借金だけが残ったような人は、只”頑張れ”と言われてもなかなか辛いところがあるだろう。

仮設住宅入居も、避難所を出ると自活が基本であり給食も無くなるので、事情によっては入居を躊躇するケースもあるのだと聞く。
避難所暮らしで給食があるとしても、何かにつけ現金は要るだろうし、私財を全て流されて生活を再興するには、立ち上がりの現金が取り敢えず必要だろうが、世界中から寄せられた義援金も未だ15%ほどしか被災者に配られていないのだとか()。

三陸の町では地方行政機関が職員諸共流されてしまったところも多いし、職員自体も被災者になっている(死亡または行方不明になったとみられる地方公務員、被災3県では計330人)。
今日でも御遺体の発見されない日は無いと言うし、海岸沿いは一面瓦礫の野と化したのであるから、地方自治体の対応能力は初めから限界を超えている。

国が指導力を発揮して、現場の実情に合った太い援助のパイプを敷いてやらねば、復興など一歩も前には進まない話だろう。

保身・組織防衛の本能と、縦割り行政の染み付いた霞ヶ関辺りの下僚には無理なことであるから、これこそ”政治主導”を発揮して、政権にある政治家が現地に乗り込んででも、現場の被災者の声を吸い上げ、行政の垣根を越えた、現場のニーズに合ったダイナミックな支援態勢を敷く必要がある事だろう。

2万有余(死者15,429、行方不明7,781 6月14日現)の犠牲を強いた未曾有の大災害ではあるが、被害は東北の太平洋岸一帯に集中しており、日本の他の地域は無傷で無事である。

知恵を出し合って色々なことが出来るように思うが、政府の対応はどうにも緩慢なようだ。

”総指揮官”は菅総理なわけだが、誤魔化し嘘を吐き、”死んだふり”をしてまでも総理大臣の椅子にしがみ付いていると云う。
将来の日本の為にこれをやっておかねばとの確固たる決意のビジョンがあるからと言うわけでなし、今まで出来なかった人がこれから急にテキパキと仕事が出来るようになる道理も無いから、居座れば居座るほど悪名を歴史に刻むだけだろうが、やっと手に入れた権力の座の魅力は簡単には手放せないと言う事か。

小雪のちらついていた災害の日から、夏の暑さ対策の心配をせねばならぬ季節となり、避難所では食中毒の発生があり(避難所で初の食中毒=69人に症状-福島県田村市)、被災地では蝿の大量発生に悩まされていると言う(ペットボトルでハエを一網打尽 気仙沼・主婦が捕獲法工夫)。

政府の復興政策はあまりに緩慢に思える。

◇◇◇読売新聞
避難生活、なお9万人…大震災から3か月

東日本大震災は11日で、発生から3か月を迎える。

 10日現在の警察庁のまとめでは、死者は1万5405人、行方不明者は8095人となった。死者のうち、13%に当たる約2000人の身元が未判明のまま。9万109人の被災者が避難生活を続け、がれきの撤去も22%にとどまるなど、復興への動きは鈍い。

 国土交通省などによると、被災者向けの仮設住宅は10日現在、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、栃木、長野の7県で計2万8280戸が完成した。しかし、立地条件の悪い住宅があることなどから、8日現在の入居戸数は計1万2028戸と4割程度。避難者は1か月前より約2万7000人減ったが、3か月後の避難者が約5万人だった1995年の阪神大震災に比べ多い。

 生活に必要な電気はほとんど復旧したが、厚生労働省によると、岩手、宮城、福島の3県計約5万7900戸で断水が続いている。環境省の推計では3県で発生したがれきは計2392万トンだが、10日現在で仮置き場に撤去したのは22%(計519万トン)。最もがれき量が多い宮城県石巻市では7%しか撤去できていない。

(2011年6月11日03時03分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110610-OYT1T01233.htm?from=top
◇◇◇
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