Bandoalphaのらく書き帳

吞み代の溜ってしまった日本を逃れ、今は向こう岸に潜むおっさんのブツブツですぅ。 思い付いた時に思いついた事などのテキト~なメモ書きでやんす。 Faith Hope & Love ! Toshi Hino/桧野俊弘 メールは:Bandoalpha@msn.com                                             

2013年01月

787 Comprehensive Review実施

新しい技術を多用している新型機の導入初期にあたっては、どうしても初期故障というのは発生するわけで、「787の場合も777などに比べて初期故障の発生数は決して多いわけでない」と、ボーイングは言うのだが、火災まで発生するとなると決してマイナーな故障とは言えないから、何か問題が潜在しているのだろう。

FAA(連邦航空局)はボーイングと合同で、電気系統をはじめ、787の主要システムの、設計、製造、組立の全般に亘り「comprehensive review (包括審査)」を実施するという。

設計段階のイチからもう一度見直してみるということだが、就航後の機体に対して極めて異例な措置であり、以前にはDC-10?か何かで1970年代にあったきりだという。

FAAは20万時間を費やして787の耐空性には”お墨付き”を既に出しているのであるから、FAA自身への審査要領の問いかけにもなるだろうか。

大規模な審査になるので少なくとも数ヶ月は要するというから、結果が解るのは半年先だろうか。

安全性は十分確保された機体であるから、運行することに問題は無く、飛行停止措置などは執られないので安心して787を利用して下さい、と言う事になるが、何も状況の解らない部外の素人の身としてはやはり些か気持ち悪いか。


1月7日の火災に続いて翌8日に同じくJALの787で起きた、燃料漏れ時のATC。

最初に「システムトラブルなので10分時間くれ」とJAL787がリクエストしてるが、コンピュータが多すぎなのだろうか?
燃料漏れはバルブの不具合とかで左翼フュエル・ダンプ・ノズルから燃料が放出されたようだが、JAL機はこれに気付かず、Mercury5881機が視認してタワーに連絡、「かなりな量が漏れてる」「消防車が向かってる」との連絡をタワーから受けて、JALの機長も驚いたことだろう。
地上でジェット燃料をブチマケタ場合、エンジンは高熱で回っているし、何かでこれに引火した場合は、これまた”丸焼け”になりそうである。
放出したジェット燃料は40ガロンだったという。







◇FAAの発表

Press Release – FAA Will Review Boeing 787 Design and Production

For Immediate Release
January 11, 2013
Contact: Laura J. Brown or Brie N. Sachse
Phone: 202-267-3883


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WASHINGTON – In light of a series of recent events, the FAA will conduct a comprehensive review of the Boeing 787 critical systems, including the design, manufacture and assembly. The purpose of the review is to validate the work conducted during the certification process and further ensure that the aircraft meets the FAA’s high level of safety.

“The safety of the traveling public is our top priority,” said U.S. Transportation Secretary Ray LaHood. “This review will help us look at the root causes and do everything we can to safeguard against similar events in the future.”

A team of FAA and Boeing engineers and inspectors will conduct this joint review, with an emphasis on the aircraft’s electrical power and distribution system. The review will also examine how the electrical and mechanical systems interact with each other.

“We are confident that the aircraft is safe. But we need to have a complete understanding of what is happening," said FAA Administrator Michael P. Huerta. "We are conducting the review to further ensure that the aircraft meets our high safety standards.”

The review will be structured to provide a broader view of design, manufacturing and assembly and will not focus exclusively on individual events. The review is expected to begin in Seattle, but may expand to other locations over the course of several months.

FAA technical experts logged 200,000 hours of work during the 787 type certification and flew on numerous test flights. The FAA reviews 787 in-service events as part of our continued operational safety process.

United Airlines is currently the only U.S. airline operating the 787, with six airplanes delivered. The worldwide in-service fleet includes 50 aircraft.

http://www.faa.gov/news/press_releases/news_story.cfm?newsId=14213

787の出火

先日ボストンのLogan空港()で、駐機中のJAL787から出火があったという。()(

成田発ボストン行のJAL008便で、機材は787-846、登録記号JA829J、S/N34839、L/N84。 昨年12月に引き渡されたというから、JALの787フリートでは最も新しい機体になるだろうか。(
1月7日(月)に乗員乗客183名を乗せ、成田から12時間半後の1006にLogan空港着。乗員乗客は全員降機し、整備士や清掃員が機体の点検・清掃中の1037頃にキャビンにスモークが立ちこめて来、火消しを呼んだのだという。

出火はアフトE/EベイにあるAPU起動用バッテリーからだという。
ちなみにAPUは作動中であったという(NTSB発表による)。

ボーイング787型機には多くの日本製の構成部品が採用(35%という)されているわけだが、バッテリー本体もGSユアサ社製の新しいリチウム・イオン電池だといい、787はメイン・バックアップ用と主にAPU起動用との、2組のバッテリーを搭載している。()(

787の電気系統は、従来の115VACと28VDCに加えて235VACと±270VDCを持つといい、各作動部位に電動を多用しており、ジェネレータも主エンジンとAPUに其々2基づつの計6基で、発電量も1.45メガワットと、777の4倍、767の5倍という。()()(

APU起動用のバッテリーもAPUの起動ばかりでなく色々な非常用動力源としての使用が見込まれているようで、ラージ・モーター・コントローラーを介して制御されているようであるから、少々複雑なようだ。

リチウム・イオン電池というとPC用などでの発火問題を思い出すが()、航空機搭載にあたってはこの電池の特性も十分に考慮した特別な規制や対応も施されているので、通常発火等は有り得ない筈であるが、想定外の負荷等が発生したものだろうか。

想定できることは普通事前に対策を組み込むので、事故というのは想定外の”考えられない事が生じた”場合に起きるだろうか。
「考えられない事」を考えるのは、どんなに優秀な技術者でもこれは中々難しい。

なにか一定の条件の下では発火することが今回目に見えて解ったので、原因を究明し対策を講じることが出来よう。

飛行機での火災発生というのはシ~リアスである。
今回地上で乗客などがいない状態で発火したのはよかった。

787EESystem.jpg
787の電気系統図(ソース


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バッテリーの搭載位置(ソース:各機の消火救難要領は空港勤務者なら一読の要有りだろうか)

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焼損箇所を調査するNTSB検査官。彼の右手の空所がバッテリーの在った位置になる。
周囲の損傷は殆ど見られないようだが床面だけは少々酷く焼損しているように見える。
発熱発火していたバッテリー本体は消防士が機外に撤去したのだという。
この種類のバッテリーは内部で化学反応して勝手に燃え続けるので消化が難しくなるのだという。
消防士が1人皮膚に炎症を被ったというが、配線を引きちぎり高熱のバッテリーを機外に持ち出した消防士だったろうか?
発火高熱のバッテリーをそのままでは機体構造部にも重大な損傷を与えることになったり、機体そのものが”丸焼け”になってしまう可能性もあったろう。
さすがは、”ファイア・ファイター”、火消しすごい。
Photo;NTSB

センチメンタル・ジャーニー

明治生まれの”はなと”祖母さんなど昔の人は正月を「お年取り」と呼んでいたが、”数え”では正月を迎えると又ひとつ年を取ることになる。

他の事は兎も角、年だけは順調確実に取ってゆくわけだが、年と供に新しい事よりもノスタルジックなセンチメンタルな物事に感心が向いていくような。

787よりもB-17ですよ。

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でも787のコックピットも。
たのんまっせ、今年のアメリカの操縦を。
Photo:Wiki

787のフライト。
俺にはよく解らないが、コンピュータによるフライト・サポートが凄い感じだ。
スティーブは777の機種転換で「離陸時に片発停止し、機体を抑えきれずに最初は墜落した」と言っていたが(勿論シュミレータだが)、そうゆうことは787では起き得ないようだ。
やはり新しいものはイイ(笑)

新しい年

謹賀新年

昨年末の衆院選挙以降、日経は1万円台となり為替も1ドル80円台半となり、NYダウも13,000ドル台で推移しているから、至って快調な新年の滑り出しだろうか。

元旦の今日は天気もよく、久しぶりに快晴の空を、晴れ晴れとした心持で仰ぐことが出来た。

ゆく年くる年

日本はもう元旦だろうが、ここはあと数時間「ゆく年」が残っている。

「明星のうどん」が冷蔵庫に残っていたので、太くてプツンプツンとよく切れる面妖なうどんでも喰って、年越ししようと思っていたのだが、頼みもしないのに日本蕎麦などをジェニファーが買ってきたので、仕方なく年越し蕎麦をうでで喰った。

これで、細~く長くぅ~、99才くらいまで長生きすることだろうか。

あとは一杯やりながら、新年の来るのを待つだけである。

会った人も、会ったことの無い人も、これから遭う人も、遭うことの無い人も、人は何処かでなにかで繋がっているものだ。 祖国日本の益々の弥栄と、皆さまが心身共に健康であることを祈って、乾杯 !

そして俺自身も、ちょっぴりは幸福な気持ちで暮らせるように、乾杯 !
まあ、飲んでれば、幸福なわけだが(苦笑)
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