ネットなんか眺める時には、やはり「一杯やりながら」となるわけだが。
「キーボード」というのは比較的酒に強く、今まで何回か飲ませてやったのだが、PCとの接続を即外して逆さにし、分解してふき取り乾かしてやると、二日酔いの症状を起こすこともなく都度再起してくるのは立派なものである。
こうなると”苦楽を共にして来た飲み友達”というわけではないが、指先にも馴染み愛着も湧くので他人のような気もせず、PC本体は何度か更新してもキーボードだけは新しいのでなく、酒の沁み込んだ初代マイクロンのものを今だに使っている。
先日は、TOSHIBAのLaptop(ノートパソコン)に、ワインを一杯飲まして仕舞った。
コスコ(COSTCO)のワインであったが、値段のわりにおいしいワインだったので勿体無いことをしたと思ったが、覆したワインはグラスにはもう還らない。
電源を落として逆さまにし、ぺパータオルを当てて出来るだけ吸い取るようにしたのだが(注:自分が飲むためではない)、TOSHIBA君はどうも酒が嫌いではないようで、キーボード周辺から内部にかなり飲み込んだ様子であった。
数日干してから、神に祈りながら電源を入れてみたのだが、困った時ばかり神様に頼んでも、そんな虫のいい願いを聞くほど神様もひまではないので、当然起動なぞしない。
これは逝ったかな。
という感じだったが、HDDに入っているものもあるし、i3-370MのCPUや4GのRAM辺りも出来ればまだ使いたい。
ネットを眺めるとTOSHIBA Satellite L655系のM/Bはじめ、部品は何でも売っている。
バラし方についても、YouTubeなどには動画で詳しく出ているので素人でも”臓器移植”は出来そうである。
メーカー修理は高額で、も少し足すとより高性能の最新型が購えてしまう。
「よし自分で修理してみよう」と決めたのはよいが、何が逝って何が未だ使えるのか?を先ずチェックする必要がある。
最悪の場合は丸ごと全部逝った可能性もあるわけだが、まあM/B交換くらいで何とかなるだろうという目論みがあった。
部品の機能検査と部品取りをするために、ebayでTOSHIBAの同系列のLaptopを一台落札し入手した。
輸送費を入れても200ドル未満であり、M/B単品でもそれくらいはするので、”丸ごと入手”がお得である。
P6100のCPUと3GのRAMの、所謂廉価版のものだが、中古であり外側は痛みもあるものの機能は正常だし、使ってみると体感的なスピードなどの差と言うのは感じない。
バラして修理するのも考えるとメンドイし、「もうこれでいいじゃん」という気になりebayで入手したのを暫らく使っていたが、古いのを置いといても仕方ないので、バラバラに分解して、ダメモトで先ずはクリーンアップしてみた。
開けてみるとM/Bなど各基板の上面にはプラシートが貼り付けてあり、それなりの水没対策は為されているようで、TOSHIBAのLaptopも値段のわりに良く出来ている。
ワインはM/B上からUSB基板のほうに流れていった様子が痕跡から窺えたが、ふた月は経っているにも拘らずワインは所々にまだ粘液状で残っており、USB基板のコネクター部には、なにかが結晶したように盛り上がっていた。
M/B上面のプラシートやキーボードの裏面など、全体のワインの痕跡は、蒸留水で湿らしたりしたペパータオルや綿棒で丁寧に拭取り、USB部のそれはエア・ブロワーとブラシも使って丹念に落としてやった。
根性を入れて綺麗にしてやったところで再度組み上げて、今度は祈らずに電源を入れてみたところ見事に再起してくれた。
件のコネクター部などは半分は変色していたので、”どう見てもこりゃ無理だろ”と思っていたのだが、神様も最後には彷徨えるこの酩酊羊に救いの手をさしのべてくれたようだ。
「天佑神助」というのも、やはり人事を尽してのちということなのだろう。 最初から天佑神助を頼るだけというのは流石に無理というものだ。
目出度し。目出度し。
水モノとパソコンは相容れない仲なのは解ってはいる積りなのだが、飲まないわけにも行かないので、グラスとは距離を置く様にするのと、ワイングラスというのはCGポイント(重心位置)が高く極めて不安定なので、ウイスキーとか日本酒がやはり良いだろうか。
今日は雨が降りチョッと寒いので、バーボンのお湯割りにしている。
座りのいいグラスで。
2台に増えてしまったTOSHIBA Satellite。しかし同じグラフィック機能の筈なのに発色がかなり違うのだが。
完全にバラしてから再度組み上げたあとには、スクリューが一本残っていたり、欠けたプラスチックの爪の部分が落ちていたりするのは許容範囲というものであろう。
いずれ又水没させるだろうが、電源を抜きバッテリーも外して電気的ショートを防止し、逆さにしたりして出来る限り水分を拭取り、あとは時間を掛けて乾燥させ、分解して内部を清掃してやると再起する可能性はあるというところか。
逝って終った場合には、M/Bなど損傷部品の交換で再生。
参考:
Toshiba Satellite Laptop Disassembly-YouTube
How to Save a Laptop from Liquid Damage
「キーボード」というのは比較的酒に強く、今まで何回か飲ませてやったのだが、PCとの接続を即外して逆さにし、分解してふき取り乾かしてやると、二日酔いの症状を起こすこともなく都度再起してくるのは立派なものである。
こうなると”苦楽を共にして来た飲み友達”というわけではないが、指先にも馴染み愛着も湧くので他人のような気もせず、PC本体は何度か更新してもキーボードだけは新しいのでなく、酒の沁み込んだ初代マイクロンのものを今だに使っている。
先日は、TOSHIBAのLaptop(ノートパソコン)に、ワインを一杯飲まして仕舞った。
コスコ(COSTCO)のワインであったが、値段のわりにおいしいワインだったので勿体無いことをしたと思ったが、覆したワインはグラスにはもう還らない。
電源を落として逆さまにし、ぺパータオルを当てて出来るだけ吸い取るようにしたのだが(注:自分が飲むためではない)、TOSHIBA君はどうも酒が嫌いではないようで、キーボード周辺から内部にかなり飲み込んだ様子であった。
数日干してから、神に祈りながら電源を入れてみたのだが、困った時ばかり神様に頼んでも、そんな虫のいい願いを聞くほど神様もひまではないので、当然起動なぞしない。
これは逝ったかな。
という感じだったが、HDDに入っているものもあるし、i3-370MのCPUや4GのRAM辺りも出来ればまだ使いたい。
ネットを眺めるとTOSHIBA Satellite L655系のM/Bはじめ、部品は何でも売っている。
バラし方についても、YouTubeなどには動画で詳しく出ているので素人でも”臓器移植”は出来そうである。
メーカー修理は高額で、も少し足すとより高性能の最新型が購えてしまう。
「よし自分で修理してみよう」と決めたのはよいが、何が逝って何が未だ使えるのか?を先ずチェックする必要がある。
最悪の場合は丸ごと全部逝った可能性もあるわけだが、まあM/B交換くらいで何とかなるだろうという目論みがあった。
部品の機能検査と部品取りをするために、ebayでTOSHIBAの同系列のLaptopを一台落札し入手した。
輸送費を入れても200ドル未満であり、M/B単品でもそれくらいはするので、”丸ごと入手”がお得である。
P6100のCPUと3GのRAMの、所謂廉価版のものだが、中古であり外側は痛みもあるものの機能は正常だし、使ってみると体感的なスピードなどの差と言うのは感じない。
バラして修理するのも考えるとメンドイし、「もうこれでいいじゃん」という気になりebayで入手したのを暫らく使っていたが、古いのを置いといても仕方ないので、バラバラに分解して、ダメモトで先ずはクリーンアップしてみた。
開けてみるとM/Bなど各基板の上面にはプラシートが貼り付けてあり、それなりの水没対策は為されているようで、TOSHIBAのLaptopも値段のわりに良く出来ている。
ワインはM/B上からUSB基板のほうに流れていった様子が痕跡から窺えたが、ふた月は経っているにも拘らずワインは所々にまだ粘液状で残っており、USB基板のコネクター部には、なにかが結晶したように盛り上がっていた。
M/B上面のプラシートやキーボードの裏面など、全体のワインの痕跡は、蒸留水で湿らしたりしたペパータオルや綿棒で丁寧に拭取り、USB部のそれはエア・ブロワーとブラシも使って丹念に落としてやった。
根性を入れて綺麗にしてやったところで再度組み上げて、今度は祈らずに電源を入れてみたところ見事に再起してくれた。
件のコネクター部などは半分は変色していたので、”どう見てもこりゃ無理だろ”と思っていたのだが、神様も最後には彷徨えるこの酩酊羊に救いの手をさしのべてくれたようだ。
「天佑神助」というのも、やはり人事を尽してのちということなのだろう。 最初から天佑神助を頼るだけというのは流石に無理というものだ。
目出度し。目出度し。
水モノとパソコンは相容れない仲なのは解ってはいる積りなのだが、飲まないわけにも行かないので、グラスとは距離を置く様にするのと、ワイングラスというのはCGポイント(重心位置)が高く極めて不安定なので、ウイスキーとか日本酒がやはり良いだろうか。
今日は雨が降りチョッと寒いので、バーボンのお湯割りにしている。
座りのいいグラスで。
2台に増えてしまったTOSHIBA Satellite。しかし同じグラフィック機能の筈なのに発色がかなり違うのだが。
完全にバラしてから再度組み上げたあとには、スクリューが一本残っていたり、欠けたプラスチックの爪の部分が落ちていたりするのは許容範囲というものであろう。
いずれ又水没させるだろうが、電源を抜きバッテリーも外して電気的ショートを防止し、逆さにしたりして出来る限り水分を拭取り、あとは時間を掛けて乾燥させ、分解して内部を清掃してやると再起する可能性はあるというところか。
逝って終った場合には、M/Bなど損傷部品の交換で再生。
参考:
Toshiba Satellite Laptop Disassembly-YouTube
How to Save a Laptop from Liquid Damage