Bandoalphaのらく書き帳

 おっさんのブツブツですぅ。 脱力系あるいはガッカリ系ブログとでも申しましょうか、その時その時の思いついた事の、テキト~なメモ書き、らく書きですぅ。       至らない点につきましては、ご指摘を戴ければ嬉しいです。 ただ、ご指摘を戴いても、進歩・学習する能力がねえ~                                                                Toshi Hino/桧野俊弘 Bandoalpha@msn.com                                                    

2014年01月

中朝貿易は順調

中国当局による2013年の中朝間貿易統計が発表されたとのニュース。

両国間の輸出入ともに順調な延びを見せており、とくに北朝鮮から中国への輸出は鉄鉱石や無煙炭などの鉱物資源を主に、前年比16.8%という高い延びを示しているのが注目される。

国際連合による北朝鮮への経済制裁決議など何処吹く風といった風情であり、中国が北朝鮮を支えている構図がよく解る。

貿易総額はさほど大きな数字ではないわけだが、北朝鮮は元々小さな経済規模の国であり、厳しい弾圧の統制国家であるから、下層民は兎も角として朝鮮人民軍はじめ金王朝の取巻き幹部へ必要なものが渡っていれば、地球上最期の楽園国家の安定は確保されるのであろう。

中朝国境がオープンで中朝取引がある限り、北朝鮮が経済面から破綻崩壊することは生じないというところか。

金正恩若将軍の叔父でありながら、なんと”中国の犬”であったという、成沢が処刑されたわけだが、中国が北朝鮮の崩壊を望まず、北朝鮮も中国との貿易維持が王朝生存に必須なわけであるから、少々のことはあっても中朝貿易の維持拡大傾向は大局的に変わるまい。

北京発の記事だそうだが、堂々たる日本の経済専門紙の記者なのであるから、圧力に屈したり強いものに媚びたりすることなく、真実を正面から見据えて記事は堂々と書いて欲しいね。

◇◇◇引用:日経ネット

中朝貿易総額、13年は8.6%増 経済制裁響き伸び悩み
2014/1/28 19:52

【北京=島田学】中国税関総署が公表した貿易統計によると、中国と北朝鮮の2013年の貿易総額は65億5600万ドル(約6750億円)だった。貿易総額が60億ドルを超えたのは2年連続で、過去最高を更新した。ただ12年比では8.6%増と伸び悩んだ。13年2月の北朝鮮の核実験強行を受け、中国が実施した経済制裁が響いた。

 中国から北朝鮮への輸出額も36億3200万ドル(約3740億円)と同2.8%増にとどまった。経済制裁の一環で、燃料不足を補う原油などの輸出を中国側が減らしたとみられている。

 中国の北朝鮮からの輸入額は29億2400万ドル(約3010億円)と同16.8%増えた。中朝貿易関係者によると、鉄鉱石や無煙炭など鉱物資源の輸入が増えた。北朝鮮が外貨獲得を中国への資源輸出に依存する苦しい実態を浮き彫りにした。

 もっとも、中朝貿易の振興を掲げていた北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長が昨年12月に処刑された後は、多くの北朝鮮の貿易関係者が北朝鮮に戻るなど、中朝貿易は滞った状態が続く。中国側は中国とのパイプ役だった張氏処刑に不快感を抱いており、中朝関係の冷え込みが14年の貿易にどう影響するかが注目される。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2803U_Y4A120C1FF1000/
◇◇◇

◇◇◇2012年の中朝貿易(参考) 
引用:通商広報

2012年の中朝貿易、前年比5.4%増で過去最高に (中国、北朝鮮)
2013年2月21日 中国北アジア課

 2012年の中国と北朝鮮との貿易は前年比5.4%増の59億3,054万ドルと過去最高を記録した。北朝鮮にとって中国との貿易が年々増加しており、中国への貿易依存度が一層高まっている。

<中国の対北輸出は原油・石油製品が依然大きな比重>
 貿易統計データベースのグローバル・トレード・アトラス(GTA)が2013年1月末に明らかにした2012年の中朝貿易は、中国側の資料に基づくもので、中国の対北朝鮮輸出は前年比8.9%増の34億4,584万ドル、北朝鮮からの輸入は0.8%増の24億8,470万ドル、貿易収支は9億6,114万ドルの黒字となった(表1参照)。

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 中国から北朝鮮への輸出を品目別(HS2桁ベース)でみると、鉱物性燃料など(原油・石油製品類)が7億8,998万ドルで、輸出全体の22.9%を占める(表2参照)。次いで原子炉、ボイラー、機械類で2億9,270万ドル、電気機器類が2億6,691万ドル、鉄道用車両などが2億3,265万ドルの順になっている。前年比伸び率では、プラスチック類、人造繊維の長繊維、ゴム製品、動物性・植物性油脂などの伸びが大きい。統計には表れていないが、最近急速に普及している携帯電話機などの輸出も多いと推測される。

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<北朝鮮の対中輸出は主に石炭や衣類>
 一方、中国の北朝鮮からの輸入をみると、2012年は前年比ほぼ横ばいだった(表3参照)。品目別(HS2桁ベース)でみると、石炭などの鉱物性燃料が全体の半分近い12億558万ドルを占める。次いで、編み物以外の衣類および同付属品で3億7,299万ドル、以下、鉱石、スラグおよび灰が3億5,751万ドル、鉄鋼が1億2,461万ドル、魚、甲殻類などが1億53万ドル、編み物の衣類が6,661万ドルの順で続いている。

 前年比伸び率では、電気機器・同部品などが37.7%増、魚、甲殻類などが21.5%増、編み物の衣類が15.7%増と大きく伸びたものの、北朝鮮の対中輸出の主要品目である鉱物性燃料や編み物以外の衣類などは5%弱の伸びにとどまっており、鉱石、スラグおよび灰、鉄鋼などは前年比2桁の減少率になっている。

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<対中貿易依存度は89.1%との調査結果も>
 北朝鮮が公式の貿易統計を発表していない中で、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が2012年5月30日に「2011年の北朝鮮の対外貿易動向」を発表している。北朝鮮と韓国との間の南北交易を除いた北朝鮮の貿易規模を調査したもので、これによると、2011年の北朝鮮の貿易総額は前年比51.3%増の63億1,600万ドル、うち輸出は84.2%増の27億8,800万ドル、輸入は32.6%増の35億2,800万ドルで、貿易収支は7億4,000万ドルの赤字を記録した。このうち、対中輸出は前年比7.4%増の24億6,400万ドル、対中輸入は39.0%増の31億6,500万ドルで、貿易総額は62.4%増の56億2,900万ドルとなり、この結果、北朝鮮の2011年の対中貿易依存度は89.1%に達したとしている。

 北朝鮮の対中輸出は、鉱物資源、繊維などの軽工業製品、それに水産物、食品などに限られており、今後もこの傾向に大きな変化はないものとみられる。北朝鮮にとっては、付加価値の高い製品を開発し、中国に輸出することが貿易収支を均衡させる上で急務だが、短期間でそれを実現するのは難しく、中国東北部への労働者の派遣で外貨を獲得しようとする動きがみられる。

(根本光幸)
(中国・北朝鮮)
通商弘報  512489ba85ca0
http://www.jetro.go.jp/biznews/512489ba85ca0
◇◇◇

昨日今日とは思わざりしを

津田さんが亡くなられたとの話。

僻地住まいの悲しさで詳細がわからず、些か歯がゆい思いだが、まさか誤報でもあるまいし、御歳もかなりになられるだろうから、そうなのであろう。

日本では百歳以上の方が数万人になったといい、嘗て見ない長寿の時代ではあるが、普通には百歳までは人間なかなか難しいだろうか。

私とは正反対に仕事をしているのが好きな方であり、普通であれば悠々自適に暮らす頃に再び米国に来られてバリバリと仕事をされていたし、何時も若い世代と隔てなく話をされて、ものの考え方という事では”さすがわ”の視点があり、「なるほろ」と教えられることが多かった。
ただ俺の場合はやる事は御教えとは真逆に出て来るわけで、きっと津田さんも毎度脱力されていたことだろうか。
遊びのほうも晩年までカナダでスキーなどもされていたそうであるから、人生の愉快苦楽は満喫されたことであろうか。

60年代にLAに駐在されていたそうで、「あの頃のアメリカは、キラキラ輝いていたねえ~」と仰られていたが、当時の日米の経済格差は大きく、生活レベルの開きも大きかった。 ベトナムでの敗戦以前であり、若々しいJFK大統領で始まった時代であり、戦車師団など地上兵力では米欧軍を凌駕圧倒する巨大なソ連邦”赤い帝国”と対峙していた厳しい冷戦の時代であるが、自由と民主主義の理想を高らかに謳い上げたJFKの演説は当時の米国民の心を掴んだものと云う。

And so, my fellow Americans, ask not what your country can do for you - ask what you can do for your country. (Youtube

厚顔憚ることを知らぬ日本の政治家先生と雖も、”諸君、国が何をしてくれるかでなく、国家社会の為に自分に何が出来るかを問え!”と、演台を叩いて高言出来る先生はまず皆無なことであろう。

JFK演説のこの一節はオレも好きで、your「country」のところを「husband」や「company」に置換えて使うのだが、大変なブーイングであった。
丸めた紙屑などが飛んで来たりもするので危険ですらある。
この台詞は、やはりJFKのようなカリスマ性をもつ愛国者だけが使ってサマになるものなのであろう。 他の者では「おまいが言うな!」ということになる。

LA時代に、日本の政治家が訪米し、出迎えに出ないで怒られた事があったという。
空港支店長が出迎えているのであるから十分であり、LA支店長まで出迎えに顔を出す必要など勿論無いわけだが、タラップの下に関係者全員が徒列していないと腹を立てる先生が当時はいたようである。
こんなのは病気とでも言って置けばよいわけだが、津田さんは些か真正直に過ぎるところもあり、目先の損得ということでは、損を被ることも時にあったようだが、人生全体では徳を得ている。

津田さんには、不釣合いに美麗な奥様がおられた。

何処でどう知り合われたのか詳しいことは知らないが、失恋百連発の俺の人生経験からいうと、”まあ解りませんがね”では綺麗な若い女性は絶対付いては来ないだろうから、”ぼくは君といる時が一番幸せなんだ”とか”幸せの青い鳥を二人で探そうよ”とか甘い言葉がそうゆう時はスラスラと出たものであろうか。
米国の女性社員の間でも人気が高く、単なる四角四面の朴念仁ではなかった不思議の人であった。

「何時かまた何処かで”やあやあ”と言って遭うこともありましょう。」と言われてから久しかったわけだが、人間誰しも何時かは”順番”が回って来るのであるから、黄泉の国で”やあやあ”と又再会することも何時かあるであろうか。

しかし考えてみると、津田さんは天国の一番地へ、おれの行き先は地獄の一丁目であるから、果たして”やあやあ”とゆう具合にいくかだが・・・



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ー60年代のアメリカに俺も居てみたかったナー

LVP65バッテリー・セル

1月14日に、成田空港で出発準備中だった日本航空の787のバッテリーにトラブルが発生したという。

787のバッテリーはLVP65という型式のリチウム・イオン電池セルを8個直列に繋いだもの(LVP65-8-402)である。

メイン・バッテリーの8個のセルのうちの1セルから何らかの原因で熱が発生し、セル側面に設けてある安全弁(Rapture Plate or nickel vent disc-20 mm in diameter, minimum burst pressure 0.6 MPa)が開いて電解液がバッテリーケース内に漏れ、気化したことでバッテリーケースを収納しているステンレス製の密閉式格納容器内の気圧が上がり、差圧が規定値(およそ15~18psi)に達したところでチタン製ベント菅へのバースト・ディスクが開口し、「白煙」がベント菅から機外へ放出された。ということのようだ。

丁度1年前の2013年1月に、ボストン空港でJAL787のバッテリーが発火したり、高松にANA機が緊急着陸していたわけだが、ボーイングによるバッテリーの改修対策を終了してANA、JAL共に2013年6月から商業運航を再開していたところである。

インシデントの発生直後であり、詳細情報が不明であるが、状況は昨年の同バッテリー・トラブルに類似しているようだ。

昨年の時点でも過充電や過放電のようなことは痕跡がなかったとされ、外部からバッテリーになにかの強い電流が流れたというようなことも無かったとされている。
改修対策により充電や放電時の規定値は当初より緩やかにされ、安全マージンを上げている。
バッテリーシステムの検査も頻度を上げて行われており、今回も過充電や過放電、外部からの力という要因は、考え難いようである。

通常の使用状況環境において、LVP65セルの内部から何らかの原因で発熱する場合があることが考えられようか。

しかも現在の検査方法ではその予兆は把握出来ず、健全なセル状態のものが突然発熱を起こすということになる。

ボストンでのJAL787のバッテリー火災についてはNTSBが現在原因調査中であり、1月8日の声明ではこの3月で調査作業は終了し、その後解析および報告書を纏め、今秋には最終報告が出来るとのことである。
今回の成田でのJAL機バッテリー・トラブルにもNTSBはJCABに協力するとのことで、調査官(Mike Bauer)を日本に派遣するという。

調査の結果、”原因は全く解りませんでした”ということも有得るが、専門家の集まりであるNTSBであるから、明確な指針を示してくれるだろうから、NTSBの最終報告待ちというところか。
秋までだと、その間にバッテリートラブルが再発しそうであり、NTSBは少し前倒しで発表してくれると良いのだが。

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LVP65セルー図は運輸安全委員会調査状況報告より。
現在のところ3件共発生は1月である。件数が少ないので統計的に何かを判断することは困難だが、気温や湿度などが影響してるのだろうか?
設計構造上不時発熱を完全に防止することは困難である、などということも有得るわけだが、そうなると大変だろうか。

想定しうるあらゆる要因を考えて対策を施し、更に万一非常事態が発生しても被害を局限化する構造として、安全を確保する。と言うのは開発設計段階での思想である。
事故というのは、考えられない想定外のことが生じるので”事故”となる。
人間は神様ではないので、全てを見通すことは困難であり、特に新しい技術分野のものについては”サプライ~ズ!”が有得るものと考えねばなるまい。
ボーイングの行った包括的改修対策というのは、開発設計段階のアプローチの延長線上のものであり、事後の”トラブルシュート”というのは、トラブルの原因を突き詰めて解明し、それを潰す、といのがやはり正道なのであろう。


参考;

Boeing 787 Battery Fire」-NTSB

ボーイング式787-8型JA804A航空重大インシデント調査状況報告」ー平成25年3月27日運輸安全委員会

航空機用大型リチウムイオン電池の開発」ーGSユアサ

ボーイング787型機の運航状況について」-JAL

ボーイング787型機ANAからのお知らせ」ーANA
 
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