Bandoalphaのらく書き帳

 おっさんのブツブツですぅ。 脱力系あるいはガッカリ系ブログとでも申しましょうか、その時その時の思いついた事の、テキト~なメモ書き、らく書きですぅ。       至らない点につきましては、ご指摘を戴ければ嬉しいです。 ただ、ご指摘を戴いても、進歩・学習する能力がねえ~                                                                Toshi Hino/桧野俊弘 Bandoalpha@msn.com                                                    

2015年04月

「FC2」という会社

 日本語の練習になにかブツブツと書ければそれで良いのであって、サーバーの片隅を無料(ただ)で利用さしてもらってる身としては、ブログサービスを提供する会社がどうであろうと、あまり興味のあることではないのだが、「FC2社の実質的経営者が逮捕された」とか「家宅捜索された」とのニュースでは、これは刑事事件を起こしているということであり、一体どんな会社なのか?何やってるのか?興味も涌いてしまう。

FC2社によるメッセージが出ている。
◆◆◆
DATE2015/04/23/Thu

本日の報道に関しまして

平素は、FC2(fc2.com)をご利用いただき、誠にありがとうございます。

2015年4月22日(日本時間23日)に弊社の開発委託先会社の社長が逮捕されたとの報道がございました。

報道では、開発委託先会社ではなく、FC2の代表者が逮捕されたとの誤った報道が散見されますが、FC2の代表者が逮捕されたという事実はございません。

FC2は、今までどおりコンプライアンスを重視し、ユーザー様のご要望・ご期待にに沿えるよう全力でサービスを提供して行く所存です。


FC2総合インフォメーション
◆◆◆

な~んだ。 FC2とは別の会社の人間が逮捕されたのであり、FC2の代表者はこれまで通り全力でユーザーサービスに邁進するんじゃん。 報道機関はFC2への名誉毀損だな。

しかし、な~んか変な説明だねえ~

FC2による自社情報では、「FC2, INC.」と言う米国ネバダ州にある会社となっている。 代表者も外国人(米人かな)のようである。 アメリカの会社なんだね。日本の官憲は手を出せないだろ。
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http://fc2.com/en/company.html」より。

ネバダ州政府サイトで同州の登記企業を確認すると、たしかに「FC2, INC.」という会社が登記されている。
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NEVADA SECRETARY OF STATE Business Entity Information」より。

面白いのは同社の会社役員の項で、「DEREK G ROWLEY」氏がネバダ州での会社設立に必要な全役員職を1人でやっている。 1人親方であり個人会社。
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同上ネバダ州Business Entity Informationより。

「FC2, Inc.」の住所だが、いわゆる本社所在地なわけであるが、同社のエージェント(代理代行人)と同じ住所である。
「4730 South Fort Apache Road Suite 300 Las Vegas, NV89147」
ここはラスベガス市西端にある貸しオフィース・ビルの3階の一室になり(同不動産パンフレットpdf)、この一室にはネバダ州での会社設立登記やエージェント・サービスを行う、「NCH、 Nevada Corporate Headquarters, Inc.」という会社が入っている。

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ここが「FC2, INC.」の本社である。 FC2など影も形も見えないが?
な~ぁに、昼間はこのNCHという会社が使い、夜ともなれば赤いネオンに灯が燈り、FC2本社に変わる可能性だってあるぞ。

Derek G. Rowley氏は会社設立登記サービス業の人間であり、「Nevada Corporate Headquarters, Inc.」のオーナーでもあった。(注;Our Founders Corporate Service Center, Inc.)

米国ネバダ州法人「FC2, INC.」の社長他を務めるDerek G. Rowley氏は名義貸しであり、FC2社の本社所在地と称するところは、会社設立登記サービス会社のファイルキャビネットの中に登記書類の紙があるだけの、ペーパーカンパニーそのものということになる。

FC2社というのは、ネバダ州には会社登記しているだけで実体は無く、運営そのものはホームページシステム?とか言う大阪の会社で行われていたことになろう。

な~んだ、アメリカの法人を装って日本の法を逃れて、エロ動画などの猥褻物配信で荒稼ぎすんべとの、時折みかける話ということになるか。

アメリカの会社だと思っていたのに、ツマラン日本の猥褻なエロ会社だったとは(苦笑)。

さあて、放浪のわがBlogは何処に引っ越すか?だが・・・



こりゃあ

「FC2」と言うのはこのFC2だろうが。

どうも犯罪の一大温床、犯罪者の巣窟というのでは、こりゃあ何処かに引っ越すようかな(苦笑)

◆◆◆引用:産経新聞ネット

わいせつ動画、リベンジポルノ…違法動画の「インフラ」 京都府警、実態解明急ぐ

問題が指摘される動画投稿サイト「FC2」の運営幹部の男らが23日、京都府警などの合同捜査本部に逮捕された。FC2動画は、わいせつ動画や著作権法違反の動画などが数多く投稿され、全国で投稿者の摘発が相次いでいる。本社は米国・ラスベガスにあるとされ、動画投稿サイトに限らず、ブログなどのサービスを各国向けに展開し、規模を拡大してきたという。合同捜査本部は逮捕を足がかりに実態解明をさらに進める。

 FC2動画は、投稿動画の視聴回数に応じ、換金可能なポイントが投稿者に与えられる仕組みを確立。違法な動画が次々と投稿され、人気サイトの一つとして定着していた。

 違法動画の投稿が相次いでいたが、これまでは警視庁などが、米国の運営法人に対し、違法な動画投稿を防ぐための措置を講じるよう通知を行うなどにとどまっていた。サイバー犯罪の温床となっていながら、強制捜査の手が運営側に及んでいなかったのには、サイトの運営元が米国にあるとみられていたことが大きい。

 しかし、京都府警などの合同捜査本部は、国内では実質的にホームページシステム社が運営していたことを突き止め、昨年9月に公然わいせつ幇助容疑で家宅捜索。初めて運営者サイドに捜査のメスを入れた。

 FC2に限らず、動画投稿サイトは、著作権法違反の動画やわいせつ動画、社会問題にもなっているリベンジポルノなど、さまざまな犯罪の「インフラ」となっているともいわれている。


http://www.sankei.com/west/news/150423/wst1504230027-n1.html
◆◆◆

参考; 日本の社長が逮捕されたそうで、どうなってしまうのやら
どうなるFC2



グーグル・アースで見る北朝鮮のR級&W級潜水艦

北朝鮮は大中小様々な潜水艦を保有しており、その数は80隻ほどになるだろうから、質は兎も角として、保有数では米露中を抜き世界一の潜水艦保有国になるだろうか。

北朝鮮の水上艦艇というのは、魚雷艇、ミサイル艇、哨戒艦艇の沿岸作戦用小型舟艇を主体とするものであるから、海軍力の主力は潜水艦隊ということになるであろう。(

北朝鮮の大型潜水艦であるR(ロミオ)級やW(ウイスキー)級は、1950年代のソ連潜水艦であるから、かなりな旧式艦になる。
北朝鮮の国産潜水艦である中型のサンオ級Ⅰ型&Ⅱ型や小型のヨノ級やユーゴ級はかなりな隻数が建造されており、これらは4~2門の21”魚雷発射管を持ついわゆる通常型の雷装タイプと、雷装を持たない工作員や特殊部隊浸透作戦用の人員輸送タイプとが存在する。

韓国への工作員潜入作戦時にサンオ級とユーゴ級の特殊作戦人員輸送タイプ各1隻が鹵獲されている。()(

 これらは座礁や魚網に絡むなどの事故により露見したものであるから、潜水艦による韓国などへの工作員潜入というのはかなりな頻度で行われていたものであろう。

 北朝鮮は日頃から韓国や日本への工作員潜入とその活動を重視しており、戦時ともなれば、特殊部隊を相手の後方地帯に隠密裏に多数挺身浸透させ、重要目標を攻撃破砕して広く混戦混乱状態を作為することを可能とする大規模な特殊戦部隊を整備しており、潜水艦は隠密潜入の重要な役割を担う以上、今後も特殊浸透作戦用の輸送潜水艦を一定数保有・運用するのであろう。

雷装を持たない特殊浸透作戦専用の人員輸送潜水艦を多数持つというのも世界的には珍しい。

臨戦態勢を称揚し、人民に戦時非常時下にあることを強要することでなんとか保っているような国家であるから、潜水艦基地にも横穴を掘り、洞窟内に潜水艦を隠匿しているようである。
 
ヨノ級などは全長20m+、100t+ほどの小艇であるから、揚陸して陸上施設に隠匿することも可能であろう。

グーグル・アースで北朝鮮の潜水艦基地の様子など眺めてみると、大型潜のR級やW級は露出係留しており、サンオ級やヨノ級は洞窟内に収容している艇もあるようである。

大型潜のR級やW級は出航すればいずれ捕捉されるし、いくら北朝鮮は穴を掘るのが好きだといっても大型潜を収容できる規模のものは空っ腹には難工事だろうし、旧式艦であるから秘匿の必要性も薄いのであろう。

W級はロシア側記録では5隻が北朝鮮に渡っているようである。
1966年: S-75(竣工1953年)、S-90(同1954年)、S-325(1956年)、S-326(1956年)
1988年: S-328(1956年)
かなりな年代モノであるが、近年のビデオに映っているものがあり、北の報道通りに近年の演習時の撮影とすれば、共食いで部品取りなどをし乍ら丹念に修理修繕をして、未だ僅少な稼動可能な艦があるとも考えられる。(Youtube-26.33辺りに出てくる)
 
W級は今や博物館の潜水艦であるから、稼動状態のものがあるのであれば極めて貴重である。(Youtube-展示公開艦)

R級は北朝鮮で建造されたこともあり、型は旧式でも艦齢は比較的に若い。
 
Jane'sなど1995年までR級の建造が続いていたとする資料もあるので、そうであれば殿艦は20年ほどの艦齢になる。 R級の基本設計は1950年代だが、北朝鮮のR級潜水艦は艦齢20年から40年となり、”なあに、まだまだ若い!”。
 海上自衛隊の潜水艦であれば、全艦とっくに退役している艦齢であるのだが。

 中国はR級とその改良型である明級を大量に建造配備したが、建造の過程で蓄電池やソウナーはじめ、装備品を順次新型のものに更新しており、潜水艦にとって命である静粛性も、R級の160dbだったものから140dbに改善されたという。(中国潜艇出海去海底生活ーYoutube
 北朝鮮が中国の技術協力を受けたり、退役したこれら中国艦の装備品等を入手することは可能であったろうし、ソ連のF級(R級より遥かに新しい)も多数スクラップとして入手したといい、種々流用しながら北朝鮮のR級は多くの装備品を順次更新しているものと考えられる。

 R級は潜航状態では5kntであれば7,000浬の航続力を持つといい、充電のため頻繁にシュノーケルを使用する必要があるし、また航走音も近代の潜水艦とは一桁違う大音量を発するので、捕捉されてしまう可能性が大きいものの、日本海や東支那海は勿論、日本列島の太平洋側でも、雷撃や機雷戦、あるいは特殊部隊潜入といった潜水艦作戦が十分可能ではある。
 
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A、B、C、Dの地区にR級もしくはW級の大型潜水艦が見られる。

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A地区は潜水艦基地ではないが、ドックに入渠している1隻があった。

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B地区は黄海側の第一線の潜水艦隊基地なのだろう、ドック入渠の1隻と埠頭に2隻の大型潜。サンオ級とみられる潜水艦も多数見える。
黄海は平均水深44mと浅く濁った海なので、大型潜より小型潜の活動に適しているであろう。
北朝鮮潜水艦の塗色は常識的な潜水艦の黒色でなく、緑や濃緑系であるが、黄海や沿岸部での運用では黒色よりも緑系のほうが迷彩効果が高いのであろう。

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C地区。新型潜水艦が見られた新浦の沖の馬養島には、大規模な潜水艦基地があり充実した造修施設が存在する。
ドックに入渠中の2隻と入渠待ちとみられる2隻。
この地域に潜水艦関連の研究開発、建造や改修あるいは教育といった機能が集中しているようである。

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同じくC地区。すでに廃艦? あまり状態の良くない2隻。

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同じくC地区の埠頭に1隻。こちらは現役のようだ。

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同じく埠頭に3隻見える。

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同じくC地区。 埠頭に5隻の大型潜。状態は良いようで現役艦であろう。サンオ級も見える。

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C地区で、これは廃艦になったW級?。 機関は撤去されているようで、部品取り等になっているのであろう。

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D地区。日本海に面する潜水艦の第一線基地である。 大型潜は5隻見える。サンオ級なども多数。
2ヶ所の人工入り江の奥には潜水艦等を収容する洞窟設備があることが窺える。

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同じくD地区の埠頭の1隻。 この潜水艦基地はなかなか立派な施設のようである。
北朝鮮は潜水艦救難艦一隻を保有するといわれ、レスキューチェンバーは塔載すると思われるが、救難能力の程は未知数である。 旧式潜水艦を多数抱えているので、他人事ながら心配になる。

以上で、黄海側に4隻、日本海側に22隻の計26隻の北朝鮮大型潜水艦が確認できる。 これは北朝鮮の保有する大型潜であるR級およびW級のほぼ全数になる。
 撮影日時が必ずしも同日時ではないので、飽く迄参考にしかならないが、撮影日時を遡って見てもほぼ同数の大型潜が確認出来るので、北朝鮮のR級潜水艦は、さほど長期長距離の航行はしておらず、埠頭停泊が長く、頻繁にドック入りしているようである。

 例えて言えば、週に数回エンジンをかけて町内を走る程度で、あとはガレージにしまって大切に動態保存している、おぢいちゃんのダイハツ・ミゼットみたいなものだろうか。



北朝鮮新型潜水艦の一考察

昨年頃から北朝鮮の新浦(Shinpo)でこれまで見られなかった大型の潜水艦が確認されたとのニュースが流れている。(

グーグルアースで誰でも見ることが出来るが、北朝鮮日本海側の新浦の潜水艦開発試験施設と思われる周囲を囲まれた埠頭に、これまで知られていたオーサ型や同型をストレッチし近代化したオーサ2型、サンオ型などよりは大型で、R(ロメオ)級よりは全長が短い新型潜水艦が確認できる。

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最新の写真では以前は見られなかった台船や支援船と思われるものも同施設内に見えその動きも活発で、この新型潜水艦関連の開発試験が進んでいる様子が窺える。

新型潜水艦のセイルにはミサイル発射筒設置用と思われる空所が窺え、従来から伝えられていたSLBM(submarine-launched ballistic missile 潜水艦発射弾道ミサイル)の開発、実用配備に北朝鮮が進んでいるものと考えられる。

この新型潜水艦は地名から「シンポ型」、また塔載するであろうSLBMは「KN-11」と名付けられているようである。

解像度が高くない商用衛星の画像から細部を窺うことは難しいが、SLBMというものの特性や、従来からの北朝鮮のミサイル開発の動向などを参照すると、この北朝鮮のSLBM潜水艦についてある程度の推測が可能である。

北朝鮮の現用弾道ミサイルは、「スカッド」、「ノドン」、「ムスダン」、「KN-8」、「KN-2」等であるが、KN-8は潜水艦塔載には大きすぎ、KN-2は短射程小型弾道ミサイルであり核弾頭の搭載が難しい。

スカッドやその発達型であるノドンをSLBM化するのは、丁度旧ソ連がSLBM開発初期に行ったことで、、スカッドは水中発射が不可能なのでいったん浮上して発射する必要があり、且つ艦内でのミサイルの取り扱いが難しく、度々発火爆発事故を生じている。
スカッドやノドンを流用して水中発射が可能で相当期間の航海にも耐えうる近代的なSLBMとすることは、技術的に難しい。

潜水艦塔載用に全く新しい弾道ミサイルを開発することも考えられようが、弾道ミサイルを潜航中の潜水艦から発射するには特殊な機構と発射管制システムが必要であり、SLBM開発は全体システムの開発であり未経験分野であるから、多大な資源投入と時間を要するだろうし、且つ必ず成功するという保障も無い。

「ムスダン」は、旧ソ連のR-27(SSN-6)SLBMを基に燃料塔載量などを増やして大型化し、陸上発射自走弾道ミサイルとしたものである。()(

ソ連邦崩壊直後の混乱期に北朝鮮はR-27SLBM関係のミサイル技術者を招聘して、同ミサイルの技術移転を行ったとされる。
SLBMであるR-27の技術資料は入手済みであり、改良型の弾道ミサイル「ムスダン」も製造している。
これを本来の潜水艦用SLBMとして採用するのは最も合理的であり、これを使わない手はないであろう。

北朝鮮は旧ソ連の退役潜水艦40隻あまりを鉄屑スクラップとして購入したといわれる。
そのなかには初期のSLBM潜水艦であるG(ゴルフ)級が10隻ほど含まれていたといわれる。

Rー21(SSN-5)SLBMを塔載したG級(Project 629A)は、ソ連邦初の水中発射が可能なSLBM潜水艦となった艦であり、旧式とは言えSLBM発射筒やD4と呼ばれる発射管制システムといったSLBMシステム全体の実物を入手したことは、北朝鮮のSLBM技術開発上大いに参考になったことであろう。(北朝鮮に売却されるに際しSLBM関連機器は取り外したとも言われるが、実態は不明。少なくとも部分的に残されていたり、そのままで渡されていた可能性のほうが高いであろう。)

ソ連海軍G級の一隻K-102はR-27K(SSN-6)SLBM開発にあたり、D5K発射管制システムと共に同ミサイルシステムを塔載する実験艦に改造され(Project 605)、R-27Kの発射試験を行ってもいる。(この実験艦が北朝鮮に渡ったか否かは不詳。)(

ちなみにG級潜水艦をスクラップとして北朝鮮へ輸出したのは、日本の商社であったという。(

G級に塔載されていたR-21(SSN-5)は全長13m直径1.2m重量16.5tというミサイルであった。
R-27(SSN-6)は、全長9m直径1.5m重量14.2t程であるから、径は少々太くなるが重量全長ともに小さいのでR-21の発射筒を基にR-27用を開発することは比較的容易だったのではあるまいか。

ちなみに「ムスダン」は全長を12mほどに延長しているが、グアムなどマリアナの米軍施設を射程に収める要求から、塔載燃料の増加が必要であったものであろう。

G級の図面などを見ると、R-21(SSN-5)SLBMの発射筒と言うのは全長16.4mほどになるようである。
R-21ミサイルの長さを除く3.4mほどが発射関連機構の補器スペース分とすれば、R-27(SSN-6)用の発射筒は全長12.4m程となる。北朝鮮と言えども機器類の進歩小型化を考えれば、R-27用発射筒は>12m程度で出来るであろうか。

G級を改造してR-27塔載実験艦としたものや、R-27を実用塔載したY級のミサイル区画の船体深さも、いずれも12m弱程度のものであるから、船体深さが12mもあれば、R-27の発射筒はスペース的には十分設置出来るものであろう。

「シンポ型」は全長66m程の艦であり、水中性能を考慮した”太った”船型であれば、船体底部をG級のような無理な構造にしなくとも、R-27SLBMは塔載可能であろう。
セイルも取り立てて高くないようなのも、R-27がセイル部船体に無理無く十分納まっていることを示唆していようか。

塔載するSLBM数であるが、セイルの大きさから2基納まるとも考えられるが、やはり1基塔載して現在はSLBMの実用実験艦とし、SLBMシステムの開発実験に当っているものと考えられようか。

作戦艦とするなら、少なくともSLBMは3基以上は塔載したいであろうし、将来はシンポ型にある程度の数のSLBMを塔載するものを何隻か建造するであろうか。

北朝鮮は日本の1/3弱の面積の国土である。
山の狸然として秘密の洞窟に隠匿するとしても、発射する場合には露出する必要があるし、センサー類が著しく発達している現在では、地上発射型弾道ミサイルではどうしても捕捉され易い。
その点やはり海は広い。
北朝鮮潜水艦の静粛化技術に問題はあるとしても、SLBMの生存性は、地上発射型弾道ミサイルとは比較にならないであろう。

「海の忍者」といわれる潜水艦であるから、目標に近い海中に任意自在に占位して奇襲攻撃することが理論的には可能であり、米国西海岸やハワイ、日本等の主要目標に対し、対応時間を与えない至近距離からの攻撃が可能になるから、シンポ型SLBM潜水艦は、日米が進める弾道ミサイル防衛への北朝鮮の回答とも言えようか。

パトリオットPAC3の電子走査レーダーも背中には電波は振れないから、全周警戒出来る配備が有事には必要になるだろうし、イージスBMD艦も日本海ばかりでなく太平洋側にも警戒配置する必要が将来の有事には生じるようになろうか。

シンポ型潜水艦塔載用とみられるKN-11ミサイルは、昨年11月に新浦の陸上試験施設でミサイル射出試験が行われ、今年1月23日には海上のプラットフォームからのミサイル射出・発射試験が行われたといわれる。()(船体発射筒内でSLBM本体のロケットモーターに点火したのでは大変なことになるので、SLBMは火薬や水圧等でいったん船体外に射出してからミサイル本体のロケットモーターに点火するシークェンスである。 最新のSLBMは潜水艦から離れれば水中内でロケットモーターに点火が可能だというが、R-27は海上に射出されてから点火するようである。)
試験は失敗したという話は聞かないからいずれも成功したのだろうし、今年中には実艦からのミサイル射出・発射試験に進む可能性が高いだろうか。

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G級(R-21塔載型全長99m)とシンポ型(R-27塔載全長66m)推定図の比較。(シンポ型の推定図作成は俺。)
シンポ型は排水量1200~1500t程度になると思われるが、旧式化しているR級の後継艦としてSLBMを搭載しない通常型の建造も考えられようか。

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潜水艦基地を「現地指導」に訪れR級艦内で潜望鏡を覗く、(閲覧者気を付けッ!)金正恩朝鮮民主主義人民共和国元帥閣下(さあ皆様ご一緒に、マンセー、マンセーッ!)。
金正恩最高司令官は潜水艦の艦長に”航海術を伝授した”のだという。なんという天才!! 生まれながらにしての正統な共和国の人民最高指導者であられる。

金が覗いているのが攻撃潜望鏡、後方のが捜索潜望鏡。右側面にARPのLCDパネルが見えるが、旧式なR級を民生PC品などを活用して近代化に努めている様子が窺える。
このような艦内の写真が公開されたりするのは、R級もそろそろ退役で後継艦の目途もついていることを示唆していようか。

R級(ロメオ・クラス Project633)と言うのは1950年代のソ連の潜水艦である。

1960年代に中国に技術供与されて中国で92隻ほど量産されている(中国033型潜艇)。
北朝鮮のR級は中国からの技術供与によるもので、完成艦7隻の引渡し(1973年に2隻、74年に2隻、そして75年に3隻)を受けた後は、中国の技術指導により北朝鮮国内で建造を開始し、1975年から82年までに16隻を建造し、北朝鮮は潜水艦建造技術を習得している。

1隻は1985年に沈没事故で喪失したというから、R級は22隻ほど保有していることになるのだが、なにせ年代モノであるから、いくら主体思想で物持ちが良い北朝鮮でも果たして何隻が潜水艦戦力として稼動状態にあるものやら?

潜航状態では8kntで4500浬、作戦日数60日の最大行動能力をR級は有すると言うが、艦内居住環境は劣悪であり、いくら朝鮮人民軍海軍は主体思想とキムチ食で士気が高いニダといっても一ヶ月程度の作戦行動が実質限界ではあるまいか?
魚雷発射管は8門(艦首6、艦尾2、塔載魚雷14本)装備となかなかに重武装である。
魚雷については韓国海軍の天安を撃沈したホーミング魚雷など、長魚雷3種短魚雷1種ほどの北朝鮮製魚雷の存在が知られているようである。

随時装備機器の近代化はしているとしても、R級の全般性能はとても今日の潜水艦とは言い難く、これで作戦行動中の米帝や日帝の侵略帝国主義者や南韓の傀儡勢力艦艇に無慈悲な鉄槌を下すのは難しいとしても、民間船舶相手には有効だろうし、R級は魚雷に代えて機雷を28個程塔載し機雷戦を行う能力があるといい、旧式艦でも航路帯に機雷でも放出されれば、やっかいなことになる。

航路帯に機雷の1個が発見されただけでも、安全が確認されるまでは船舶の航行は出来なくなるだろうし、フェリーやクルーズ船が触雷したりすれば衝撃的な犠牲者数が生じる事態も考えられる。

機雷に触雷すれば駆逐艦程度なら沈没するおそれもあり、米海軍の原子力攻撃空母と言えども沈没はしないまでも要修理となり戦列脱落を余儀なくされよう。
技術的には枯れたものであり北朝鮮でも複合機雷はじめ各種機雷を生産し備蓄しているだろうし、パッシブな兵器ではあるものの、”甘くすれば大物ゲット”であり、何より安い!。

朝鮮戦争では北朝鮮は元山、仁川などで機雷戦を実施し、米軍はじめ国連軍に少なからぬ損害を与えている。
米海軍が朝鮮戦争で被った人的被害の7割は機雷によるものといわれている。

米帝国主義者や南韓傀儡政権の海軍、日本帝国主義者の侵略海上勢力と対等に渡り合えるような水上艦戦力を整備することは主体思想でも不可能なのはさすがに解っているようであり、潜水艦、機雷といった隙間を突く戦備を整えるほか選択はないのであろう。
無慈悲な鉄槌として機雷戦を北朝鮮は今後も重視するのであろうし、有効な機雷戦能力を持つ大きさのR級代替潜水艦を必要としているであろう。

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こちらはサンオ2型。 機密性が高いのか、 まだ鮮明な写真が見当たらない。
サンオ級を5mほどストレッチし、その塔載機器も近代化していると思われる。 北朝鮮が現在配備している中では最新の潜水艦になる。
セイルもサンオ級のような段差のないスマートなものになっている。 技術的な継続性はシンポ型にも見られようか。
水上排水量は340t以下のようであるから作戦行動1週間程度の沿岸作戦艦であろうし、R級の後継艦としては小型に過ぎようか。(
基本設計はやはり古いだろうし、北の航洋型潜水艦であるR級の後継艦としては、シンポ通常型という可能性が一番高いだろうか。

これからの性能確認試験如何であろうが、シンポ型新潜水艦は北朝鮮の多くの期待を担っているものなのであろう。



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