Bandoalphaのらく書き帳

おっさんのブツブツですぅ。 思い付いた時に思いついた事などのテキト~なメモ書きです。 Toshi Hino/桧野俊弘 Bandoalpha@msn.com                                                    

2020年02月

武漢コロナウイルス COVID-19

シアトル総領事館からのe-mailなのだが、在留邦人に対し注意喚起の情報を適時提供する姿勢には好感がもてる。

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新型コロナウイルス(COVID-19)に関する注意喚起

2020 Fri 2/28/5:05 PM 
在シアトル日本国総領事館 <seattle@mailmz.emb-japan.go.jp>

  • bandoalpha@msn.com
●新型コロナウイルスによる感染症は世界的に広がっています。米連邦政府は,今後は感染者数増加が予想されるとして,ウイルス流行の可能性を踏まえた事前の備えを確認するよう呼びかけています。

●在留邦人の皆様におかれては,引き続き感染予防に努めるとともに,新型コロナウイルス流行に備え,感染状況やウイルス流行に伴う今後の連邦・州・地域レベルの措置を把握するための情報を予めご確認ください。

1.新型コロナウイルスの米国内における感染状況
当館管轄地域(ワシントン州,モンタナ州,アイダホ州北部)では,現在までに感染者は1名(ワシントン州エベレット在住)が確認されましたが,その後回復しております。なお,2月26日に確認された米国内感染15例目(カリフォルニア州)について,米疫病予防管理センター(CDC)は,感染経路が判明していないことから,国内で初めての「市中感染(Community spread)」であった可能性があるとしています。

◎米国の感染者数(CDC)

https://www.CDC.gov/coronavirus/2019-ncov/cases-in-us.html

2.感染予防
CDCは,個人のとるべき感染予防措置として以下を示しています。
●体調不良者との濃厚接触を避ける
●手で目・鼻・口を触らない
●体調が悪いときは外出せず自宅に留まる
●咳やくしゃみの際はティッシュで口鼻を覆い,ティッシュはすぐにごみ箱に捨てる
●頻繁に触る物は,通常のクリーニング剤(スプレーやシート)を使ってこまめに拭き消毒する
●手洗いをこまめに行う
 →石鹸を使い20秒以上
 →特に洗面所を利用した時,食事前,咳やくしゃみをした時などはすぐに手洗い
 →水を利用できない時は最低でも60%のアルコールを含む除菌液(ハンド・サニタイザー)を使用する

◎詳しくはこちら

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/about/prevention-treatment.html 

3.新型コロナウイルスの感染が疑われる場合
CDCは,新型コロナウイルスの典型的症状として「発熱・咳・息切れ」を挙げ,感染が疑われる場合の対応として概要以下のとおり示しています。

(1)自宅療養
●医療機関の受診を除き,外出を控える。職場・学校・公共の場等へ行かない。公共交通機関やタクシー等の利用も控える
●同居家族等がいる場合は,可能な限り一室に留まり接触を避ける。可能ならば,シャワー室・洗面所も分けて使用する
(2)医療機関に電話で相談
●症状の改善がみられない場合は,医療機関(かかりつけの医師等)に事前に電話で相談する
●その際は,新型コロナウイルス感染が疑われる具体的理由(渡航歴や感染者との濃厚接触など)がある場合にはその旨を必ず伝える

(参考)日本の厚生労働省は,以下に該当する場合は決して我慢することなく,医療機関(日本の場合は「帰国者・接触者相談センター」)に相談するよう,目安を示しています
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

(高齢者や基礎疾患等のある方は,この状態が2日程度続く場合)

(3)その他
●他者やペットとの接触を避けられない場合(部屋や車を共有する場合)や医療機関を訪れる場合は,マスクを着用する。呼吸困難等によりマスク着用が困難な場合は,同居者とは別の部屋を利用するか,同居者が体調不良者の部屋に入る際はマスクを着用するようにする
●皿・グラス・カップ・ナイフ・フォーク・タオル・ベッドシーツ・枕などを共有しない
●症状を観察する
●医療機関や州・地方保健当局に相談しながら,他者への感染リスクがなくなるまで自宅療養(自宅での隔離)を続ける

◎詳しくはこちら

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/about/steps-when-sick.html

4.感染拡大に伴う各国の水際対策
(1)感染拡大に伴い,感染者確認国からの入国制限措置等を実施している国もあり,また,航空会社によっては感染者確認国との間の路線について運航停止または減便等を行っている場合がありますので,海外渡航を予定している方は,経由国の選定を含め注意が必要です。

◎外務省では,日本を含む感染者確認国からの入国制限措置や入国後の行動制限に関する各国措置をとりまとめ情報発信しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

(2)米政府の措置
●米国到着前14日以内に中国(除:香港・マカオ)における滞在歴がある外国人(適用除外規定あり)の入国停止措置をとるとともに,かかる滞在歴がある米国市民(含:入国停止措置の適用除外となる外国人)に対する入国時検疫を強化しています。なお,現時点において,日本から米国への渡航者に対する入国制限措置は実施されていません。

●米政府は,日本について,以下の渡航情報を発出しています。

・CDC Travel Health Notice
  ⇒レベル2:強化注意レベル(2/22付)
(高齢者及び慢性疾患のある者に日本への不要な渡航の延期を呼びかけ)

https://wwwnc.cdc.gov/travel/notices/alert/coronavirus-japan

・国務省Travel Advisory
 ⇒レベル2:通常以上の注意(2/22付)

https://travel.state.gov/content/travel/en/traveladvisories/traveladvisories/japan-travel-advisory.html

(3)日本政府の措置
●特段の事情がない限り以下に該当する外国人の日本入国を拒否する措置をとるとともに,入国時検疫を強化しています。
・日本到着前14日以内に中国湖北省または浙江省における滞在歴がある外国人
・中国湖北省または浙江省発行の中国旅券を所持する外国人
・日本到着前14日以内に大韓民国大邱広域市または慶尚北道清道郡における滞在歴がある外国人

●日本の外務省は,新型コロナウイルスの感染拡大に伴い,「感染症危険情報」を発出しています。海外渡航を予定されている方は,必ず外務省海外安全ホームページにて最新情報をご確認ください(上記4.ご参照)。

5.情報収集
新型コロナウイルスに関する主な情報収集源を以下に例示します。皆様の医療・生活に密接に関わる注意喚起や各種措置は,お住いの地域を管轄する地方政府(郡,市,町等)から発出されることも想定されますので,各自においてホームページやツイッター,フェイスブック等,各地方政府の情報発信媒体をご確認ください(既に新型コロナウイルスに関する特設ページを開設している地方政府も見受けられます)。

<米国>
(連邦政府)
◎CDC  
HP: https://www.CDC.gov/coronavirus/2019-ncov/index.html
Twitter: https://twitter.com/CDCgov

(州政府)
◎ワシントン州保健局
HP: https://www.doh.wa.gov/Emergencies/Coronavirus
Twitter: https://twitter.com/WADeptHealth

◎モンタナ州公衆衛生・福祉局
HP: https://dphhs.mt.gov/publichealth/cdepi/diseases/coronavirusmt 
Twitter: https://twitter.com/DPHHSMT

◎アイダホ州保健・福祉局
HP: https://healthandwelfare.idaho.gov/COVID19/tabid/4664/Default.aspx
Twitter: https://twitter.com/idhw 


<日本>

◎首相官邸

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

◎外務省(海外安全ホームページ)
https://www.anzen.mofa.go.jp/

◎厚生労働省  
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

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■在シアトル日本国総領事館 
住所:701 Pike Street, Suite 1000, Seattle, WA 98101 
電話:206-682-9107(代表) 
HP:https://www.seattle.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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武漢冠状病毒日本出現

 なにか唐突という感じだが、神奈川で80代のお婆さんが武漢新型肺炎により死亡したというニュースである。 該感染症による日本での死者の第一号が発生したことになる。

 東京ではタクシー運転手が感染していたと言い(亡くなった婆さんの義理の息子?だとか)、和歌山では医師が感染したのが確認されたという。 また和歌山の農業の方の感染が確認されたという。

 いずれも中国との直接の接点はないのだと言い、日本国内での人→人感染の疑いが強いのであろう。

 日本の中国からの入国制限措置は湖北省に限ってのものだったといい、新型感染症が武漢を中心とする湖北省内に封印されているというのであれば兎も角として、中国全土に感染が広まってしまっていたのであるから、防疫対策として中途半端であり理解しがたい措置である。

 米豪等諸国の中国本土からの入国者拒否に対して中国は強く反発していたという。

 日本は来る4月に習近平主席を国賓として招待する予定だったと言い、経済面では中国は日本にとって最大の貿易相手国でもある。 米国との関係が悪化していた中国が日本に接近し、軟化して改善しつつあるように見えていた日中外交関係や、経済面への悪影響を思慮した政治的判断での入国制限措置であったろうか。 有り体に言えば中国の顔色を窺うばかりに、感染症予防の防疫策としては有効性の欠けた、言わば流れて来る汚染水をザルで受け止めようとしたようなものか。

 中国からの訪日者数は年間959万(2019年)とダントツであり、2019年12月にも71万ほどの中国人が日本の各地を訪れていた筈といい、早い段階から武漢の新型感染症が日本国内に入っていた可能性も否定はできないが、為すべきこと出来ることの全ての努力を行ってはいなかった、という憾みは残ることだろうか。

 経済というのは後から復興が可能だし、外交と言うのも修交が可能であるが、犠牲になった国民の命というのは元へは戻すことは出来ない。 国民の行政府への信用が失われてしまうと、信頼回復には長い時間を要することになる。 人間社会において信用というのは一番大切なものであろうが、信用というものは築城10年落城一日のものである。

 今後かなりの勢いで日本国内で感染者が増えていく怖れがある。 本場中国の状況からして国賓習近平の訪日もこの春というのは些か無理なことだろうし、日本国内の感染者の状況如何では各国が日本への渡航制限を設けることが考えられ、根も葉もないネット上の流言飛語であった東京オリンピックの中止、延期ということが現実問題になることも考えられようか。

武漢新型冠状病毒ーマスク?

 Youtubeで日本のニュース・ショー番組を見てたら、マスクが売り切れ続出、ネットオークションでは20倍?の高値が付いてるとか。

 そういえば冬場に風邪や今年のナントカ型のインフルエンザが流行る時には、「外出時には先ずマスク」というのが日本では常識だったろか。

 米国CDCでは、毎年のインフルエンザ流行の時でも今回の武漢新型肺炎(2019-nCoV)の非常事態にあたっても、マスクの着用というのは国民に推奨していない。

 マスクは感染症に罹患した人が他の人に感染させるのを防ぐために使用するものという。
医療関係者など感染者を看護する人ならば必須としても、「一般国民で健康であればマスクの着用は推奨しない」としている。 感染症予防にはマスクではなく、「手洗いの励行」としている。

☆☆☆CDCの「Prevention $ Treatment」の項より抜粋。
  • Follow CDC’s recommendations for using facemask.
    • CDC does not recommend that people who are well wear facemask to protect themselves from respiratory viruses, including 2019-nCoV.
    • Facemask should be used by people who show symptoms of 2019 novel coronavirus, in order to protect others from the risk of getting infected. The use of facemasks is also crucial for health workers and people who are taking care of someone in close settings (at home or in a health care facility).
  • Wash your hands often with soap and water for at least 20 seconds, especially after going to the bathroom; before eating; and after blowing your nose, coughing, or sneezing.
    • If soap and water are not readily available, use an alcohol-based hand sanitizer with at least 60% alcohol. Always wash hands with soap and water if hands are visibly dirty.
☆☆☆

 中国北京ではマスク無しだと外出禁止だとか? 日本でもマスクを外したら途端に感染、もう即死ちゃう~という感じだがw 地球の反対側にあるからというワケでもあるまいが、マスクについて東西真逆なのが興味深い。

 先週シアトルに出かけた時に街中を歩いたが、マスクをしてる人はひとりも見かけなかった。 オレの周りにもマスクをしてる者はいない。 満員電車とかバス等がないから、生活環境の違いはあるだろうか? 郷に入れば郷に従えではないが、オレもマスクは使用していない。 オレがマスクをかけると風体や挙動からしてコンビニ強盗と間違えられて射殺される恐れがある。

 日本のマスク着用とゆうのも確たる予防効果があるからというものでは無いような。
NHK 新型ウイルス マスクの予防効果ある?ない?

 マスクしてれば冬場の冷たい風が直入せずあったかいであろうし、気分的に「ガードしてまつ」って気になるだろし。 なにより「皆んながしてるんだからしなきゃ!」と社会的一体性の同調行動を求められるかな?

 背に腹は代えられず、ネットオークションで高値で落札しやっと入手したマスクをよく見たら、「MADE IN CHINA」「2019年12月湖北省武漢公司謹製 多謝購買」だったら泣きだろか。

武漢新型肺炎

 2019-nCoVの米国での感染者第一号となった当地の中国人永住権者はProvidence(Everettの総合病院)を先日退院したという。

 35歳という該感染者の治療にはエボラ熱用に開発された試薬も今回投与されたというが、持病などもなく、幼老で体が弱いとかでなければ、適切なタイミングで治療をうけられれば回復するものなのであろう。

 退院した感染一号氏は病院関係者に謝意を表するとともに自分のプライバシーを尊重してほしいとのことで取材などには応ぜず、自宅静養後は元の静かな普通の生活に戻りたいということなのであろう。 オレならば、早速両手にVサインなど作って登場し、「なるべく若く撮ってくれよ」と注文を付けて謝礼目当てにマスコミ各社のインタビューに応じ、「死を覚悟しました。 幸い医療ロボットさんが親身に24時間看護してくださり命救われました。退院した今も医療ロボットさんとはお付き合いをしています。将来?お互い結婚するつもりでいます。ハネムーンはもちろん中国湖北省武漢です。」くらいの放言はするのだが。

 本場中国では公表死者数が800人を超えたという。 なかなか早いペースであり、今や千人という数字も視野に入る状況になっている。 ワクチンも未だなく効果的な治療法も不明な新型の感染症ではあるが、現代の医学は進歩してるので患者の容態に合わせて様々な対症療法を施すことが可能であり治癒の可能性は高い。

 武漢新型肺炎の一番の問題は「感染者数」なのであろう。

 感染要治療者は倍々ゲームで増えても医師はじめ医療関係者は即座に倍々と増やすことは不可能である。 ひと月に数万名という感染者が出来したのでは夫々に満足な医療を施せないばかりか、限られたリソースを新型感染症に傾注すれば、従来の一般病患者へのケアに不都合が生じることになる。 中国は新たに病院を急設したり医療関係者を集中投入したりと新型感染症封殺に全力は尽くしているのだろうが、後手に回って仕舞っている観は拭えない。 武漢新型肺炎による直接の犠牲者ばかりでなく、一般病患者へも間接的な犠牲者が少なからず生じていることは想像に難くない。 犠牲者の過半は、適切な治療が行われていれば救えた命であろうか。

 米政府はあらゆる支援を惜しまないと表明しているし、日本や他の国も同様であろう。 米欧はアフリカでのエボラ熱発生の時に医療団やETU(エボラ感染症用野外型隔離病棟)を緊急展開した実績も有している。 中国政府は大国としての面子や政治的思慮などあるようだが、今直面している問題のプライオリティは新型感染症の封殺・撲滅である。 優先すべきことはこれ以上人民に犠牲を出さないことである。 中国政府はこれ以上タイミングを逸することなく必要な援助は外国に乞うべきであろう。

 中国は世界第二の経済大国でありマネーはあるのだろうから、有償援助で器材購入や外国医療関係者の臨時雇用のかたちにすれば、支那伝来の面子の問題も解決するのではあるまいか。

 習政権や共産党への求心力、経済、外交政策上の思慮など目先の小利に拘泥して判断を曲げれば、先々高い代償を払うことになってしまうであろう。

武漢新型肺炎ー Public Health Emergency in US

 米国の6人目の感染者は米国内初の人→人感染の確認事例となっている。

 先日感染が確認された支那旅行帰りのイリノイの60代のババ昔若かった女性の旦那さん(支那旅行には行かなかったという。利口な方である)だそうだが、これは「濃厚接触者」だろうし、検査結果が「感染が全く確認されない」だったら却って親族一同には別の不安が生じたことだろうか。

 さらにマサチューセッツで1人、カリフォルニアで4人感染確認者が出たそうで、現在11名の確認感染者となった。 カリフォルニアの一人も感染者の配偶者で米国内での人→人感染例だという。

 中国国家衛生健康委員会の発表では、死者は前日より57人増えて361人になったとか。 毎日60人近い人間が死んでいく状況というのはなかなか深刻であろう。

 武漢からフィリッピンを訪れていて発症した44歳の中国人男性が亡くなったと言い、中国以外での初の死亡例となっている。 容体は安定し回復に向かっていたそうだが亡くなる24時間前から急変したのだとか。 致死性もなかなかのものを持つと言えようか。 ちなみに同行の中国人妻も感染が確認されたという。

 中国国内の感染者は判明しているだけでも2万人に迫る勢いのようであり、封鎖状態にあるという「主戦場」の武漢市内などはかなりな修羅場であろうか。

 フランスでは医師が感染してしまったそうだが、最も注意しているはずの医療関係者が感染するのであるからこのウイルスの感染力というのも結構なものなのであろう。

 本場中国では医療関係者の感染も少なからず出ていることは想像に難くないが、実態は不明。 最前線で感染症と日夜格闘している医療関係者に感染が生じるようだと関係者の士気への影響が大きいであろう。

 しかし、ひと月程で感染症がここまで拡がってしまうというのは、アフリカなどの発展途上国であるならば兎も角として、中国は世界第二の経済大国であり公衆衛生・医療インフラについてもほぼ一流のものを持っているであろうに些か驚きであるが、やはり情報開示を躊躇い、新しい感染症の発生初期での封じ込めに失敗していることが大きいのであろう。

 中国は共産党一党独裁の政治体制であるから、行政機関も共産党の指導監督下にある。 権力を独占している閉鎖的な党内での権力闘争があり、夫々自らの保身がある。 行政は常に党の意向を注視しながら言動する必要があろうし、党も又そのように仕向けているであろう。 情報を開示した場合の人民の公益あるいは開示しない場合の人民の不利益ということよりも、情報開示した場合或いは開示しなかった場合に党はどう思うか?自分の処遇にどう影響するか?という思考が優先してしまう構造である。 また報道を管理する政治体制であるから、事実は如何様にでも都合よく作ることが出来るというプロパガンダの思考がある。 一般大衆の下級人民のほうを向いて仕事をしても何の得にもならないばかりか、下手をすれば党に睨まれて自分自身が危うくなりかねない。 前回のSARSの失敗体験も生かされず、今回も同じ轍を踏んだのも新型感染症の初期状況を見誤り軽く考えていたといった単純ミスではなく、中国の政治行政の体質的問題に起因するものであろう。

 中国国内はもう仕方ないとしても、感染症の世界拡散は防がなければならない。

 米国も先日大統領直轄の当感染症タスクフォースが記者会見し、「Public Health Emergency」(国民健康非常事態)を宣言している。 米国民で14日内に湖北省に居て帰国した者の強制隔離や同じく中国本土に居た者への観察・自主隔離措置、外国人の場合には14日以内に中国に居た者の入国禁止、などの措置が執られることとなった。 「非常事態」とは穏やかでないが、国内に蔓延してしまってからでは対応は難しくなるので今のうちに一般の注意を喚起し、また感染に対する多重防御の体制を敷く、ということであろう。 隔離観察施設は軍のベース(駐屯地)を使うと言うが、軍施設なら元々隔離されているので好都合かw。
 
 数年前のエボラ出血熱騒ぎの時に、感染してしまった看護師の治療の陣頭指揮に当たっておられた先生の腕組した難しいお顔が見えるが、この先生はNIAID(国立アレルギー・感染症研究所)の所長を長く務められており米国での感染症の第一人者という。 感染症の大家というから水虫の先生なのかと思ったが、もう少し人類に深刻な影響のあるHIV/AIDSの大家のようだ。 先生の研究所の年間予算は$5.5billionという。 先生の資格はMD(医師)となっておりPh.D(医学博士号)は持たない様で、研究畑よりやはり治療や感染予防策といった実践畑の先生なのであろう。 ちなみに米国の各大学などから贈られたhonorary doctoral degree(名誉医学博士号)は45に及ぶという。 CDCの所長もMDであるが、おつむりのハゲ具合を見てたら子供の頃お世話になった仙台宮町の松本先生を思い出した。

「Early missteps and state secrecy in China probably allowed the coronavirus to spread farther and faster」
ワシントン・ポスト紙の記事だが時系列が纏められており大変参考になる。

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