Bandoalphaのらく書き帳

故郷離れてはるばる千里、ひとつ山越しゃ他國の星がぁ・・・昭和の終末高齢者! 思い付いた時に思いついた事などのテキト~なメモ書きらく書き帳ですぅ。 桧野俊弘 ご意見メールは:Bandoalpha@msn.com

Music & Entertainment

正月も終わる

 今回の、武漢新型肺炎ことCOVID-19感染症の米国第一号感染確認者がこの町で発生してから、この1月で丁度丸2年が経過し、3年目に入っているのだが、現在はオミクロン変異株が猛威を奮っており、この感染症は、なかなか収まりを見せないものである。

 オミクロン株というのは、その前のデルタ株の数倍の感染力を誇ると言うが、ただ、いわゆる毒性についてはデルタほど強くないという。 ただ、感染者の数が凄いので、体質・体調は人により夫々であるから、要入院者も当然発生するし、なかに重篤化する患者も出るし、死者も出る。

 この地域(Snohomish county WA)では、COVID-19による入院者数が200というのがレッドラインのようで、このラインを超えると医療体制が逼迫・危機的状況となるようであるが、一時200に達したものの、現在は若干の下降カーブを見せており、本日のレポートは168。

 今のところ俺の周りでは、この感染症による犠牲者はBill爺さん一人であり、知る限り感染者もBill爺さん一人である。(致死率100%!)

 3年目に入り、医療関係者の疲労も大きいそうだが、医師や看護師をはじめとする医療専門職はすぐには養成増員は出来ないから、皆大変であろう。 州知事は州兵(ARMY National Guard)に動員令を出し、この町のProvidence病院にも10名程の兵員がロジステック面等の応援に来てくれていると言う。

 消費財を始め物流に支障が生じ、行政サービス等も以前のようにはいかなくなっており、社会全体に歪を発生させている。

 オミクロン株がCOVID-19の終焉に繋がるとの観測もあれば、感染者が多いので、新たな性質の悪い変異株が’生じてくる可能性を危惧する声もある。

 注意深く見守っていくほかないが、兎も角、自分が感染しないようにし、「感染しない、感染させない」で生活してゆくほかあるまい。

 まあ、こんなことが何時までも続くもんぢゃねえ、明日はきっと、カラッと晴れて日本晴れだぜえ~。

 ワインでも一杯やるか。








Lilies of the Field - 映画「野のユリ」

 Sidney Poitier(Feb 20 1927 ~ Jan 6 2022)の主演作品の中で、印象深いものと言えば何と言っても、「Lilies of the Field」(1963年作品。邦題名:野のユリ)であろう。

 TVで放映されたこの映画を見たのは、たしか中学生の頃であったろうか。 あの頃は、ぼくも、品行は方正、容姿はスマート、感受性豊かな、クラスでも何かと噂の美少年(!)であったので、この映画は良く印象に残っている。 まあ、他の作品を知らないだけなのだが(苦笑)。

 物語は、町から街へと渡り歩いている建設業の黒人オ兄サンが、アリゾナの荒野で水をもらいに立ち寄った所で、東欧から移民して来た修道尼たちと出会う。 英語も未だ碌に話せない修道尼たちであったが、畑を耕し、牛や鶏を飼い、朝夕信仰に生きる、経済的豊かさとは無縁の生活である。 修道尼たちにはこの地にチャペルを建てる、という使命の夢があった。
 何だカンダ、スッタモンダの紆余曲折は生じるのだが、結局このオ兄サン、チャペルの建設に奉仕してしまう。

 「さあ、又英語のレッスンを始めよう」、「I build a Chapel」、「You build a Chapel」、「Ohh, We buid a chapel」・・・「He builds a Chapel」。
チャペルが完成したその晩に、修道尼たちの歌うAmenの声に唱和しながら、青年は静かに去ってゆく。

 青年の胸の中には、チャペルの鐘の音が、清々しくも高らかに、そしていつまでも鳴り響いているのであった。

ーAmenー

LiliesoftheField1963

 無償の行為でチャペルを完成させた黒人青年が去ってゆくその姿は、爽やかであり美しく、黒人が主人公でヒーローであるこの映画は、当時の人種差別撤廃運動にも一石を投じたものであろうか。

 ある時、Kevinが1960年代の古新聞を持ってきて見せてくれたことがあった。 「ニグロ」などという文字が記事中に登場し、求人欄には「求む。白人男性。〇才まで。」等と、今では考えられないような人種差別が横行していた時代である。

 人種差別の撤廃、人権擁護政策に尽力したJFK(Jhon F Kennedyーケネディ大統領)の時代なわけだが、JFK自身は言う迄も無く白人である。

 学校などでも人種により入学者を選別するところが在ったと言うが、人種で入学を区別することは違憲である、との連邦最高裁判断を示した裁判長や裁判官も、白人であった。

 黒人差別撤廃!などのいわゆるマイノリティ人権運動を、「米国での黒人対白人の対立」として解説するものを見かけるのだが、1960年当時の米国の人種構成は、白人が88.6%で、黒人は10.5%である(Historical racial and ethnic demographics)。 これでは、黒人ばかりがいくら騒いだところで、差別的な法の改正も、人権擁護の立法も不可能である。

 「人間を肌の色で区別・差別するのは、おかしいじゃないか。」「神様はそんな区別はしてないだろ。」という考えや声が、白人の間からも出て来て初めて、黒人などマイノリティの人権運動と言うものは成り立ち、成功する。

 マイノリティの人権運動というのは、「差別主義者 対 差別排除・人権平等主義者との抗争」なのである。

TEST

TEST TEST Wireless Keyboard TEST.

キーボード変えたのでチェック。

慣れるまではちょっと違和感はあるか。
機能は全て良しかな。

今週は連日快晴で80度F前後の夏日だが、来週からは気温も下がるといい、これで北国の短い夏も終わりであろう。

ゆく夏を惜しんで先ずは一杯。とりあえず夏の名残のビールからスタート。

P8190038 (2)
「B-17G Serntimental Journey」。 Photo:おれ。
 この機体は今日も飛行しているB-17である。 FAA登録情報(N9323Z)では1944年製となっている。 B-17はボーイングの他にダグラスやロッキード・ベガでも製造されており、この機体(S/N:44-83514 B-17G-105-DA)はダグラス製という。 1945年3月にUSAAF(陸軍航空隊)に受領され太平洋戦線に投入されたという。 終戦後は日本に進駐した。その後は救難機や写真測量機、実験観測機などを経て民間に払い下げられ、山火事の消防機になっていたという。
 B-17の生産数は各型合計で12,731機というから、4発の重爆でありながら零戦の総生産数を凌ぐ。
 我が亡き父は大東亜戦争に征戦した勇士(陸軍船舶工兵)であるが、ラバウルや珊瑚海海戦時(ポートモレスビー攻略部隊として陸軍輸送船大福丸船上にあり)、さらに東部ニューギニアに於いてB-17の爆撃の洗礼を受けている。 爆弾が命中しアッパレ名誉の戦死を遂げていたならば、俺もこの世に存在しなかったわけであるから、B-17というのもまんざら赤の他人とも言えまいか。
 75年以上前の機体がまだ元気に飛んでいる! な~あにオレなんかマダマダ若い!w



Smooth Jazz

 俺好みのタイトルの絵に魅了されたわけではないのだが、作業用BGM。

SmoothJazz

 このCocktailはMartiniだろうが、今回のCOVID-19騒ぎでの引籠り作戦中、COSTCOでVodkaの大瓶を安売りしてたので購入し、試しにVodkaベースのMartiniを作って飲んでみた。

 Vodkaなどという露西亜の焼酎なぞ飲めるかというわけで、これまでMrtiniはGinベースばかり飲んでたが、本来MartiniはVodkaベースであろうし、やはり王道というものはあるようで、う~ん、Ginでは敵わないような・・・

 WetとかDryとかゆうようだが、Vernouthの割合で味が変わる。 ガーリックを挟んだオリーブを入れて作業用ドリンクは完成だが、この作業用ドリンクの難点は2杯目以降になると作業が中断してしまうことである。




寒波襲来

 この冬は年明けまで雪を見ずこの侭ぬる~く冬を終えるかと思ったら、寒気団がカナダから南下したとかで一夜にして銀世界となった。

DSCN4044

 今日は日中でも31度Fと言い、今夜は26度Fまで下がるという。日中でも32度F以下というのは珍しいか。 日がな一日氷点下であり午後晴れ間が一時覗いたが夕暮れにはまた雪が降り出した。(°F-32X5/9=°Cになる)

 路面は凍てついておりその上を新雪が覆うのでよく滑る。 事故も多発するからこうゆう時は用事は無いことにして一日ホットウイスキー片手に雪見酒するに限る。

 パイイチやる時にはやはり歌でも聞き乍らとなるが、シャンソンでもジャズでも浪曲でも何でも良いのだが昭和のおっさんであるからやはり「歌謡曲」。 「東京大衆歌謡楽団」が昭和のそれも初めの頃の歌謡曲の街頭ライブを行っている。 俺も年を取ったとはいえ流石に昭和初期は同時代でなく大正生まれだった父や母の時代であるが、曲は聞いたことがあり西城八十や古賀政男といった大先生の作品が多くその時代が映っているものなのだろう。 何やら色褪せた古い家族写真のアルバムでもめくっているような気分になる。

 
聴衆も皆さん「昭和」というお顔だが、高齢者が社会の何割かを占める高齢化時代である。高齢者を対象としたエンターテイメントがもっとあって良いだろうか。
 みんな何時かは年を取る!
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