Bandoalphaのらく書き帳

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China

中国国産空母

上海でとか、大連で建造中とか、両所で同時建造中とか長らく話は出ていた「遼寧」に続く2隻目の中国空母だが、中国国防部記者会見で大連にて現在建造中と確認したとのニュース。

通常動力、排水量5万トンの中国設計による国産艦とのことだが、「遼寧」改造で空母に関するノウハウを持つ大連での建造というのは妥当だろう。

「遼寧」とほぼ同じサイズの空母のようだが、スキージャンプ発艦方式は離艦機体重量に制限があり、ミサイルや爆弾などの搭載量を制限したり或いは搭載燃料を減らして発艦後に空中給油を受けるなどの運用制限があり、艦の構造上スキージャンプは1基しか設置出来ないので第一発艦に時間を要してしまう。

解決策はやはりカタパルトしかないだろうし、中国のカタパルトの開発・実用化が西太平洋で米海軍に対抗し得る本格的空母運用のキーになるだろうか。

東アジア諸国で戦闘攻撃機を搭載出来るような空母を保有できる国は無いので、中国の空母機動部隊建設というのは、東支那海・南支那海を事実上の中国の領海とすることを保障するものになるのであろう。

 時は20XX年、沖縄での「琉球国独立運動」が盛んとなり沖縄の治安は騒然。
日米安保条約で謳う武力攻撃事態ではないので米国も傍観するほかなく、人権と人間の自由を世界で最も尊ぶ国である中華人民共和国としては、本来中国との関係が深い独立国である琉球への日本政府による自由、平等、人権、自己決定権をないがしろにした過酷凄惨な、さながら嘗ての南京大屠殺を彷彿とさせる琉球人民への弾圧を看過することは出来ず、ここに空母機動部隊を派遣して日本政府による琉球人民への人権弾圧に繋がる日本本土からの一切の海上・航空輸送路を遮断、小日本自衛隊の戦力も蹴散らして排除、日本政府による琉球人民弾圧奴隷化の企てを見事に完全粉砕し、ここに中国の冊封国である琉球人民共和国が’成立。 
これで釣魚諸島領土問題も東支那海の第一列島線防衛ラインも見事解決・・・
 中国共産党政府の権力者や人民解放軍高級幹部の初夢だろうか(苦笑)。

◆◆◆引用:読売新聞ネット
中国が初の国産空母、大連で建造…5万トン級

【北京=蒔田一彦】中国国防省の楊宇軍報道官は31日の定例記者会見で、中国初の国産空母を遼寧省大連で建造していると発表した。       

国産空母の建造を中国政府が公式に認めたのは初めて。完成すれば、2012年就役の「遼寧」に次ぐ中国軍2隻目の空母となる。

 発表によると、建造中の空母は排水量5万トン級の通常動力型。楊氏は「我が国の自主開発・設計で完成させる」と「国産」である点を強調し、「国家の海上安全の防衛、領海の主権と海洋権益の保護は中国軍の神聖な職責だ」と述べ、空母の建造を正当化した。「遼寧」は、建造中だった船体を中国がウクライナから引き取って改修していた。

 中国軍は20年までに、空母と護衛艦艇、潜水艦などで構成する「空母戦闘群」の3個編成を目指している。中国が海軍力の強化を背景に、東シナ海や南シナ海を巡って対立する周辺国に対し、一層の強硬姿勢に出ることが懸念される。

2015年12月31日 19時43分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151231-OYT1T50097.html?from=ytop_main5
◆◆◆

◆◆◆引用:中国国防部12月31日例行記者会

Q: According to media reports, the second aircraft carrier of China is being built. Could you please confirm and share with us more information? The second question is on the Liaoning Aircraft Carrier. What progress has been made during its scientific test and training? You yourself said before that the aircraft carrier was not a homeboy and, one day, it will sail into the far seas. My question is that, in 2016, is there any plan for the Liaoning aircraft carrier to conduct training in far seas?

A:On the 1st question, China always adheres to the path of peaceful development, and firmly upholds an independent foreign policy of peace and a defensive national defense policy. We have a long coast line and a vast maritime area under jurisdiction. To safeguard maritime security, sovereignty, and interests and rights is the sacred mission of the Chinese armed forces. We all know that Liaoning is the 1st aircraft carrier of China. Taking various factors into consideration, relevant authority started the research and development of China’s second aircraft carrier, which is currently under independent design and construction.

Since the Liaoning Aircraft Carrier was commissioned, it has been conducting scientific test and military training in accordance with plan. As to what kind of training it will conduct in the next step, it depends on the needs of the tasks.

Q: Could you please share with us more information of the basic technological and tactical capabilities of the second aircraft carrier as well as the weapons and equipment that will be installed?

A:As far as I know, the second aircraft carrier is designed independently by China and is being built in Dalian. It has a conventional power plant with a displacement of 50,000 tons. It will carry J-15 fighter jets and other ship-based aircraft, and the fixed-wing aircraft on-board will adopt ski-jump take-off mode. Various types of equipment will be installed to meet the needs of fulfilling its missions.

The design and construction of the second aircraft carrier, having drawn on a lot of useful experience from the scientific tests and training of the first aircraft carrier, Liaoning, will have new improvements in many aspects. In the future, we’ll continue to offer relevant information.

Q: According to the U.S. media, China for the first time has started using its nuclear submarines for maritime patrol, which will enable China to have the second nuclear strike capability. What is your comment?

A: I think the report by foreign media is purely media hype.

Q: How’s the building of China’s second aircraft carrier going? What is the timetable for building this aircraft carrier and when will it be commissioned? It was reported that China would build the third aircraft carrier. Do you have any information to share?

A:The second aircraft carrier is currently at the stage of design and construction. As to future work, it depends on the progress in its design and construction. As to the long-term development of China’s aircraft carriers, relevant authorities will take various factors into consideration in making decisions.

Defense Ministry's regular press conference on Dec.31
http://eng.mod.gov.cn/Press/2015-12/31/content_4634720.htm
◆◆◆

東支那海の海底資源開発、そして軍事利用

日中間に横たわる東支那海には、中東地域のような大規模な埋蔵石油資源があるとの話も1970年代にはあったようだが、当時の調査精度には限界もあったようで、現在では埋蔵石油の量はさほどでもなく、むしろ天然ガスの埋蔵量に開発の感心は向いているようである。

尤も、日本は試探掘井一本掘っていないので、もっぱら中国側の話であるが。

東支那海の石油や天然ガスの埋蔵量については、平成18年4月24日の第164回国会行政監視委員会で、参考人として呼ばれた資源エネルギー庁次長の細野哲弘氏の答弁が日本での”公開資料”の最新情報であるようである。

お答え申し上げます。
 今お尋ねの尖閣諸島付近の石油あるいはガスの埋蔵量でございます。
 この付近を含みます東シナ海につきましては、結論から申し上げますと、今先生御指摘のとおり、相当量の石油天然ガスが賦存している可能性が高いものと我々も認識をしております。
 今お話がありましたように、実際掘ってみないと分からないというところは事の性格上あるわけでございますけれども、平成六年に石油審議会の開発部会というところで、技術委員会で検討いたしました。そこの技術専門委員会でのあくまでの推定でございますけれども、その結果、東シナ海の中間線、日本側及び沖縄周辺海域における石油あるいは天然ガスの埋蔵量あるいは賦存資源量というものは石油換算いたしまして約五億キロリットルぐらいあるんじゃなかろうかと、そういうような推定が出ております。


高級官僚の立派に長い答弁であるが、要は「中間線より日本側にある資源は天然ガスも石油換算して、推定で計5億kl程度の埋蔵量です」ということのようだ。

天然ガスと石油の内訳もないので、これではいま一つよく解らない。

EIA(US Energy Information Administration)の資料などを眺めると、中国は、東支那海全域の資源埋蔵量は、石油が「70~160 Billion Barels」、天然ガスが「250 Tcf(Trillion Cubic Feet)」に達する可能性があると言っているようであるが、EIAの推定では、石油は「200 Million Barels」程度、天然ガスは「1~2 Tcf、これを相当上回る存在可能性有り」としている。

EIAによると、東支那海の海底油田は2億バーレル程度の埋蔵量であるから、近年微減している日本の年間原油輸入量12億バーレル強に比べても、まあ大したものではない。

日中中間線に沿って12基ほど開設されている中国の採取リグも、石油採取用は平湖(Pinghu)のリグが石油・天然ガス兼用なだけで、残りは全て天然ガス採取用のようである。

1980年代に開発が開始されたという平湖の石油産出量は、EIAによれば1990年代末の日量8千~1万バーレル程がピークだったようで、近年は日量400バーレル程に落ち着いているというから、”おいしいところはもう取り尽した”というところだろうか。

採取した石油と天然ガスの平湖から中国本土への移送用に、石油パイプラインが寧波に、天然ガスのパイプラインが上海に、と設置されている。

最近英系企業と合弁で開発中の、台湾北部海域の「LS36-1(Vicky-1)」から中国本土温州(Wenzhou)に天然ガス・パイプラインが設置されているというが、他には海底パイプラインの設置というのは見当たらないので、東支那海中央部で採取した天然ガスというのは、平湖経由で上海に移送しているものなのであろう。

この平湖から中国本土へのパイプライン開設には、アジア開発銀行や国際協力銀行を通じて1億2千万ドル余の日本の資金の融資があったというのが面白い。(

東支那海の主たる天然資源である天然ガスだが、EIAによれば2 Tcf以上であるから、少なくとも566億㎥の埋蔵量はあり、沖縄トラフ域に更に相当大規模な埋蔵量が存在する可能性があるという。

沖縄トラフとは沖縄西方の深度1,000mほどの海底の溝(最深部2,716m)だが、最近の海底資源掘削技術は水深2~3,000mでも採取可能になっているといい、可採埋蔵量などで採算が取れるようであれば、採取するのに技術的問題はないようである。

俺も穴を掘るのは嫌いでないのだが、それにしても海中千mとか2千とか3千mまで掘削し、垂直坑ばかりか横にもパイプを延ばして石油や天然ガスを採取するという最近の掘削技術の進歩には驚くばかりである。(参考pdf

中国筋公表値で主なガス田の確認埋蔵量は、春暁(Chunxiao)735Bcf、天外天(Tianwaitian)444Bcf、残雪(Canue)450Bcf、断橋(Duanqiao)75Bcfと言った数字がみえる。(参考pdf

巨大なエネルギー消費国となった中国は勿論、日本でも石油と違って天然ガスの需要は年々伸びているといい、沖縄トラフの天然ガス田でも開発すれば、日本全土は無理としても、沖縄と九州辺りのガス需要ならば十分満たせるようにも思うが?

中国は、尖閣諸島が中国領であるのはもちろん、沖縄トラフまでを中国のEEZと主張し、東支那海上空にはADIZ(防空識別圏)を設けて、ADIZ内で中国軍の指示に従わないものには必要な防御的緊急処置を取る(三、位于东海防空识别区飞行的航空器,应当服从东海防空识别区管理机构或其授权单位的指令。对不配合识别或者拒不服从指令的航空器,中国武装力量将采取防御性紧急处置措施。)としている。

過去には東支那海で日本の護衛艦に対して中国軍艦が射撃レーダーを照射したり、艦載ヘリを護衛艦に異常接近飛行させるようなことも行っている。

中国は日本にとって最大の貿易相手国であろう。

中国の主張するEEZ海域内で日本が試掘なりを行った場合には、相当強い中国の反発が予想され、日中関係が悪化して経済問題と安全保障上の問題惹起が明らかに予想される以上、過去にもそれは出来かねたし、今後も出来ないのであろう。

東支那海はその名のとおり、中国の海と事実上なりつつあるのが現実の姿だろうか。

正義とか毅然とした主張とかは、徒に経済的損失と安全保障上の緊張を招くだけで何の得にもならない、と言うのも一理だろうが、やはり、おかしな事はそれはおかしいと指摘したり、行動が出来なければ、日本人の精神は更に病んでゆき、長期的には目先の利益よりも遥かに大きなものを国家として失っていくように思うのだが。

EastChinaSeaCJ
業界紙には最近12箇所に増えたという中国ガス田開発状況が出ているようである。
漢字の解る所は書き加えた。



東支那海の日中中間線附近には海底天燃ガス採掘用のリグを中国は多数設置しているわけだが、南支那海のリーフ埋め立てみたいに此処に滑走路を作る事は難しいとしても、今後このプラットフォームに警戒レーダーなどを設置して軍事利用化する可能性は十分考えられよう。

◆◆◆引用NHK
防衛相 「中国 ガス田を安保目的で利用の可能性」
7月10日 15時52分

中谷防衛大臣は、安全保障関連法案を審議する衆議院の特別委員会で、中国が東シナ海で新たなガス田の開発を進めていることに関連して、中国がガス田の施設を安全保障目的で利用する可能性もあるという認識を示しました。
この中で中谷防衛大臣は、中国がおととし以降、東シナ海の日中中間線の中国側で新たなガス田の開発を進めていることに関連して、「中国が設定した『防空識別区』には、地上レーダーが届かない区域があり、プラットホームのレーダー配備により地上レーダーの補完が可能となる。ヘリパッドとして活用して空中偵察などのために、ヘリコプターや無人機の展開拠点として利用する可能性もある」と述べました。
そのうえで中谷大臣は、「中国が安全保障面での利用を進めた場合、東シナ海における中国の警戒監視能力などが向上し、自衛隊の活動などが従来よりも把握される可能性がある」と述べました。また、安倍総理大臣は、「新たなプラットホームの建設を含めて、一方的な開発を進めていることに対し、中国側に繰り返し強く抗議している。外交上の努力を展開し、情報の収集などに努めながら、大きな安全保障環境の変化に対応すべく、しっかりと切れ目のない対応を可能にしていくことも必要だ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150710/k10010146271000.html
◆◆◆

中国は「東海防空識別区」と称する東支那海上空の中国ADIZ(防空識別圏)を2013年11月より設定したわけだが、中国大陸東岸に配備してある対空警戒レーダー網では、中国ADIZ全域はカバーし切れないようである。

中国の対空警戒レーダーの捜索範囲は320km程度であるといわれ()、とくに低空域を飛行するような目標を遠距離で探知するのは困難であろう。

地上レーダーでカバーし切れない空域の警戒は、AWACS(早期警戒機)や海上艦艇のレーダーに頼るほかないわけだが、東支那海の中央部に位置するガス田プラットフォームに警戒レーダーを設置すれば中国ADIZの全域を効果的に常時警戒監視することが可能となろう。

ChinaADRadars
中国の対空警戒レーダー・サイト網。
China's Air Defense Identification System: The Role of PLA Air Surveillance

ChinaRSite
グーグルアースで眺めた中国軍レーダーサイト。

ChinaRSite2
同上別の場所のレーダーサイト。なかなか近代的装備のようである。
空自のほうは、宮古島、久米島、沖永良部島そして沖縄の与座岳にレーダー・サイトがあるようだが、どこの国のも見た目は似たようなもののようだ。

CADIZRadar


大陸のレーダーサイトの捜索範囲を描いてみると赤円程度であるが、ガス田プラットフォーム数箇所に警戒レーダーを設置すれば(緑円)、沖縄を含め東支那海全域に極めて有効な警戒監視態勢を敷く事が出来よう。
プラットフォームからの、ヘリやRPV無人機の運用も十分可能であろう。

 中国は「遼寧」に続く、国産空母1号艦を大連で建造中であるが、空母を複数保有するようになれば、その母港も大連、青島地区の北海艦隊区ばかりでなく、南海艦隊区の海南島辺りにも開設するであろうが、空母のような大型艦の造修施設というのは、大連や精々上海辺りに限られており、これら造修施設は移設や新設ということは容易には出来ない。

 これから先、中国が空母勢力を増強・維持してゆくには、大連や上海正面の東支那海の安全保障を確保することが欠かせない重要な要素となってこよう。

 現代の軍用機の速力や航続力よりすれば中国大陸とは指呼の距離の沖縄に、強力な航空打撃力を持つ米空軍や、機動展開能力が高く比類ない突破衝力を有する米海兵隊が展開しているのは、中国にとって悪夢でしかあるまい。

 沖縄が日本から独立して、米軍を排除し、新生琉球国が日米軍への警戒心を中国と共有して、琉球列島に警戒レーダー等の警戒監視機能を設置し、日米艦艇や航空機の東支那海への侵入を平時から管理し、有事にはこれを阻止できる体制が望ましいだろうが、沖縄独立工作が奏功するには今しばらく時間が要るとなれば、東支那海中央部の洋上プラットフォームの軍事転用には、必然性が生じることとなるだろうか。

東支那海

今年は季節の訪れが早いようで、6月半ば頃から夏が始まっているような。

80度Fを越す日々が続いており、陽の延びた夕方にあおるビールがさすがに美味い。

南支那海での中国の埋め立てによる人工島の飛行場建設などのニュースは聞いていたが(CNN Report YouTube)(同P-8と支那海軍交信Audio)、東支那海でも海底ガス田開発・採取のリグの新設が実は続いていたのだと言う。

知らなかった。

ジャーナリストの桜井よしこ氏によると、平成10年11月の時点では4箇所だったガス田開発リグが、昨年6月までに6箇所に増え、さらにこの1年間で12箇所に急増しているのだという。さらに、4箇所が現在建設中という。

東支那海の海底にはガス田があるわけだが、日中中間線に沿って建設されたこれらリグの西の中国側にのみガス田鉱脈があるわけでなし、東支那海中央部の海底広くガス田は存在するものであろう。

日中2国間に跨る海底資源を一方的に開発・採取へと進む中国の態度は、国際秩序への挑戦であろう。

中国の主張は、南西諸島西の沖縄トラフまでの大陸棚が全て中国のEEZであるから、これは議論の余地の無い中国の管轄海域で行っていることであり、日本に抗議されるいわれは無い、ということになる。

領海やEEZなどが2国間に跨る場合には中間線で、という原則論は中国には通用しないようである。

東支那海の海底には現在の技術で採取可能な天然ガスや石油資源が相当量あるといわれるが、日本はこの海域での調査試掘さえ行っていないようであるが、日本近海に大規模海底ガス田や石油が存在するとなれば、エネルギーのほぼ全てを輸入に頼っている日本にとっては、きわめて貴重な自国エネルギー資源ということになる。

産経新聞に指摘されるまで、中国の東支那海での一方的なガス田開発状況を自国民や国際社会に隠していた日本政府もなんだかなさけない。

強い相手の顔色を窺って何事も穏便に、と言うだけの外交姿勢では其の内に、中国が開発し尽くし採取した東支那海の海底天然ガスを日本は中国に料金を払って輸入することにでもなりそうである。

◆◆◆引用
「日本に抗議されるいわれはない」=中国が東シナ海で新たなガス田開発―中国紙

2015年7月7日、中国・環球時報は、日本が中国の東シナ海でのガス田開発について「いわれなき抗議」をしていると報じた。
6日付の日本メディアによると、菅義偉官房長官は同日の記者会見で、中国が2013年以降、東シナ海の「日中中間線」の中国側で新たな海洋プラットホームの建設を行っていることを確認しているとした上で、「中国側が一方的な開発を進めていることに対し、繰り返し抗議すると同時に、作業の中止を求めている」と述べた。新たに何カ所でガス田開発が進められているのかについては、「政府が収集した新たな東シナ海ガス田開発に関する情報を公にすることは、今後の情報収集や外交交渉に支障を来す恐れがあり、答えることは控えたい」とした。

東シナ海の「日中中間線」でのガス田開発をめぐっては、日中両政府間で共同開発に関する条約の締結交渉が進められていたが、2010年に起きた尖閣諸島沖の中国漁船による衝突事件をきっかけに中断したままとなっていると、日本メディアは報じている。

政治ジャーナリストの櫻井よしこ氏は、日本メディアに寄稿し、「国会で集団的自衛権や憲法について机上の論を重ねて、いかにして中国の脅威から東シナ海ガス田を守れるのか。政治家は、猛省してほしい」と述べた。

中国外交部は、日本の主張する「日中中間線」について、「日本側の一方的な主張であり、中国がこれを受け入れたことはない。中国が自国の管轄海域で行う開発は非難されるものではなく、それに対する抗議も受け入れない」との立場を示している。(翻訳・編集/柳川)


http://www.recordchina.co.jp/a113363.html
◆◆◆

参考;
中国、東シナ海ガス田開発を急加速 机上の空論続ける政治家は猛省せよ」ー櫻井よしこ


Chinagas
Wiki「東シナ海ガス田問題」より。

chinagasrigs
東支那海の中国ガス田開発。NETより。
朝日新聞など大手新聞社は航空部があり、いい飛行機を持っているのであるから、公海上であり飛行取材は自由のはずであるし、やはり画像は「一目瞭然」ということがある。 是非最近の状況を取材して欲しいものだが。

EastChinaSeaMap
US Energy Information Administration」より。
中国は沖縄トラフまでを自国のEEZ(青線)と主張している。

この辺りの海底資源は天然ガスと石油のようで、採取可能な埋蔵量はかなりの規模のようだが、正確なところは未だ不明なようだ。

日本は中国に共同開発を提案し採取資源を折半するにせよ、或いは中国が合意して国際司法に判断を仰ぐにしろ、或いは、日中中間線を境に両国がそれぞれの海域で独自自由に採取するにせよ、先ずはどれほどの規模の海底資源が何処に存在するのかを知っておく必要があろう。

日本は先ず資源調査の試掘をしてみることだ。

中国は”日本が中国の資源を盗る”として狂ったように反発して来ることだろうが、自分の財産とそして命は自分で護るほかに無いのだ。
権利を行使しそれを断乎として護る意思の無い者からは、権利も逃げていってしまう。

中国は、下品で野蛮な、そして腕力の強い、巨大な日本の隣人である。

貪欲、横暴、独善・・・ほんらい中国はそんな国でもないのだろうが、中国共産党による権力の一党独裁体制の下、いつの間にかそんな国家になってしまったのであろう。

とは言え、な~んだか~んだ言っても、大国中国がアジアの盟主として主導的立場になっていく以上、日本もこれからは、「中国的な思考法」を受け入れるほか無いかもわからんね。

「東支那海のEEZは日中中間線で」などと中国様に非礼なことを主張するのはもう止めて、
国際海洋条約では200海里までをEEZ(排他的経済水域)としているのであるから、
「日本の領土から200海里までが日本のEEZ。」
と決めたらよいかもわからんね。


EastChinaSea200
上海沖とかの大陸沿岸に、海底資源開発・採取の日の丸リグを林立させるようだろうか。





是日軍機危険的異常大接近!!!

6月11日に発生した東支那海上空での異常接近事案について、中国国防部(English版)は、6月12日15:26付け、同じく22:09、同じく22:10付けと、立て続けに3本の記事を提示して、今回の事案の真相をここに明らかにし、日本による事案虚偽捏造と、その意図的で悪質な、我が中華人民共和国に対する中傷行為を国際社会に暴露糾弾している。

6月11日に、日本は自衛隊偵察機に対して中国軍戦闘機が危険な異常接近をしたと誇張して、”中国の軍事的脅威”なるものを虚偽捏造している。 これは去る5月24日の異常接近事案の主張に続いて、国際社会を欺き、中国と中国軍の印象を貶め、この地域の緊張を作為する、日本の事実無根の主張の新たな一例である。
ことの真実を完全に無視して白を黒と言い換え、悪党が告訴される前に先に被害者を訴訟するような、「悪人先告状」的な日本の行為は悪劣である。

真実は極めて明確である。
6月11日、人民解放軍空軍のTu-154機が東海防空識別区(ADIZ)空域内を、通常の哨戒飛行を行っていたところ、2機の日本F-15戦闘機が我機を追従、近接行動をとり、10:17から10:28にかけて、最短30mの距離まで異常接近して、飛行の安全に極めて危険な状態を創り出した。
同日の午前に、自衛隊YS-11EBとOP-3偵察機各1機が東海防空識別区空域に侵入し、偵察活動を行った。
中国は定められた規則に基づきJ-11戦闘機2機を発進させ、当該日本機の識別と確認を行ったが、距離は常時150m以上を保っていた。

中国軍パイロットの行動はプロフェッショナルであり、規範的で抑制的である。が、日本のパイロットのそれは、危険で挑発的である。

以前より、日本は中国軍艦船や航空機に対して追従や偵察、妨害活動を行い、中国軍艦船や航空機に危険をもたらしていた。 これが、中日間での海軍や空域での安全保障問題発生の源泉である。

日本は自らを反省するどころか、度々意図的に無責任な主張を行い、悪意を持って中国に対する欺瞞的扇動的な攻撃を
行っている、中国との関係における、その偽善性と二重性格を完全に暴露している。
日本政府には、中国と国際社会に対して事を明白にする姿勢が求められよう。

中国は、更なる措置を執る権利を保留する。


DM: China blames Japan for hyping up "close encounter" of military aircraft  2014-June-12 15:26

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近距离跟踪我图-154飞机的日自卫队F-15战斗机

以上は国防部見解だが、他の2本は新華社?記事を引用したもののようである。いずれも似たようなものだが。
China challenges Japan over jet encounter (Source: Xinhua) 2014-June-12 22:09

China blames Japan for warplane encounter over East China Sea (Source: Xinhua) 2014-June-12 22:10

日軍F-15による異常接近の明白な証拠として、2本のビデオが掲示されている。
1:「日军机从我图-154飞机左下方危险接近,距离约30米左右

2:「日军机从我图-154机头方向危险切入,距离约30米左右

主翼形状より人民解放軍空軍のTu-154より撮影されたとみられる。
航空自衛隊那覇基地所属の204飛行隊の2機のF-15Jが映っている。目標機のTu-154の左翼側に#866、右翼側に#815が付き、其々AAM-5実弾と600galタンクを2本づつ塔載したスクランブル装備であることが解る。

人民解放軍空軍のTu-154は民間機様の塗装のようで、民間登録記号を表記しているようだが、FUKUOKA FIRでの定期航空便のような飛行情報の無いアンノウンであるから、空自がスクランブルしたものであろう。

自衛隊機の動きは、目標機の左右に占位して確認し、僚機が目標機の後下方に回って確認するというスクランブルでの目標確認手順どおりのように見受けられる。

機体下面などに民間機では有得ない多数のアンテナや特異なレドームなどが確認出来れば、塗装は民間機であっても、中身は電子戦情報収集などの特殊用途の軍用であることが解ることになる。

レンズ効果で非常に接近しているように騙され易いが、よく見れば十分な距離間隔を保っていることが解る。
F-15は全長20m近い飛行機である。
映像からは、とても接近30mなどというものではなく、少なくとも150m以上の距離は保っているだろうか。

日軍F-15の異常接近により飛行の安全に大きな危険を感じたとしながら、日本への抗議が日本の抗議を受けた後となっているのは、可笑しな話であろう。

中国国防部では日軍F-15機による異常接近があったのは、当日の「10:17 to 10:28」時としており、これは北京時間であろうから日本時間とは1時間時差があり、日本時間では「11:17 to 11:28」時ということになるだろうか。

防衛省はYS-11EBとOP-3Cが中国軍機による異常接近を受けたのは、「11時頃から12時頃にかけて」としている。

国防部記事では、日本のYS11EBとOP3C機が中国のTu-154を追尾していたとあるから(22:09記事)、これが若し事実だとすると、同じ時間帯に同じ空域で、中国のTu-154に日本のF-15Jそして日本のYS-11EBとOP-3Cに中国のJ-11が一緒に居たことになり、些か奇妙な構図である。

ちなみにTu-154の最大速度は950Km/h、巡航速度は850Km/hといわれる。
P-3Cは最大速度760Km/h、巡航は610km/h。 OP-3Cも変わるまい。
YS-11EBなどはエンジン換装で多少性能が向上しても最大巡航490Km/hであり、最高速度もさして変わるまい。
Tu-154はOP-3CやYS-11EBを容易に振り切ることが可能であり、鈍足の機体が高速機を追尾するというのはなかなか難しい話であろう。

それにしても中国国防部の使う言葉の下品さだが、大国と称する国家の公的機関とも思えないところがあり、なにやら北朝鮮のプロパガンダを髣髴とさせるものがある。

嘗て中国には、孔子、孟子をはじめとする偉大な思想家がおり、四季山河の風情、人間世界の叙情を見事に謳い上げた漢詩の世界があったわけだが。 随分と中国も劣化したものだと思ったのだが、考えてみれば現在の中国共産党政権というのは、元々は大陸奥地の共産匪賊であり、第二次大戦終了の混乱期に乗じてソ連邦の支援を受けて国民政府を台湾に排撃することに成功し、中国を奪取したものである。
権力維持のための粛清では、文化大革命時だけでも40万とか1000万とか、粛清者の実数すら定かでなく、実権さえ掌握してしまえばあとのことは何とでも出来るという、力の信奉者といったところがあるだろうか。
育ちは争えぬというところか。

「中国共産党一党独裁」という、人間の自然な姿に反した窮屈な社会がいつまでも続くものでもあるまいから、いつの日にか濁った大河も又清々とした水の流れになる日も来るであろうか。
百年河清を待つことも、中国人なら出来ることであろう。


◆◆◆引用:朝日新聞NET◆◆◆

中国「日本の戦闘機が異常接近」 写真と動画を公開
倉重奈苗=北京、福井悠介     2014年6月12日23時27分

中国軍の戦闘機が11日に自衛隊の偵察機に異常接近して日本政府が抗議している問題で、中国国防省の耿雁生報道官は12日、「東シナ海の防空識別圏内をパトロール中、日本のF15戦闘機2機が至近距離に接近した。最短距離は30メートルだった」などと、日本側の発表とは別の事案を公表。「飛行の安全に著しい影響を与えた」と逆に日本側を批判した。当時の状況を撮影した写真と動画も公開した。

 日本の防衛省は、中国軍の戦闘機が11日午前11時ごろから正午にかけて、航空自衛隊のYS11EB電子測定機と、海上自衛隊のOP3C画像データ収集機に、30~45メートルまで接近したと発表。外務省の斎木昭隆事務次官は12日午前、中国の程永華(チョンヨンホワ)駐日大使を同省に呼んで厳重に抗議していた。

 しかし、中国国防省はこの件について、「中国空軍は関係規定に基づき、殱11戦闘機2機を出動させたが距離は150メートル以上を保ち、抑制的に対応した」と日本側の主張を全面的に否定した。

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中国国防省が公表した自衛隊のF15戦闘機の画像(右手前の翼は中国機)=中国国防省のホームページから

http://www.asahi.com/articles/ASG6D5QBWG6DUHBI01W.html?iref=comtop_list_int_n04
◆◆◆
朝日新聞の使用写真は、レンズ効果による異常接近感がよく出た写真であり、これを使いたかったのだが、中国国防省のサイト内を眺めても見つけられなかった。 何処から入手したのだろうか。

中国軍機また異常接近

5月24日の異常接近事案に続いて、6月11日にも又中国軍機が空自のYS-11EBと海自のOP-3Cに異常接近してきたという。

◇◇◇
中国軍機による自衛隊機への接近について
平成26年6月11日
防衛省

 6月11日(水)午前11時頃から12時頃にかけて、東シナ海の公海上空において、航空自衛隊のYS-11EB及び海上自衛隊のOP-3Cが、中国軍の戦闘機Su-27×2機による異常な接近を受けるという事案が発生した。

 なお、領空侵犯は発生しておらず、自衛隊機及び隊員への被害はない。

http://www.mod.go.jp/j/press/news/2014/06/11c.html
◇◇◇

公海上の空域であるからどこの国の航空機であれ、自由に飛行するのはよいとして、相手航空機に危険を感じさせるような行為は「ご法度」というもの。

防衛省によれば、それぞれ30メーター、45メーターといった至近距離に接近してきたというから、一瞬のちょっとしたことで機体同士が空中接触しかねず、大事故に至る危険性がある。

中国には「前科」がある。

2001年に海南島沖の南支那海上空で、嘉手納から発進した米海軍VQ-1のEP-3Eに中国軍J-8戦闘機が異常接近して空中接触し、J-8は墜落しパイロットは行方不明で死亡と認定。
損傷を受け、墜落寸前に陥ったEP-3Eは、何とか機体姿勢をリカバリーして、海南島の飛行場に緊急着陸するという事件があった。(Hainan Island incident-Wiki

死亡した中国軍機パイロットは、少佐で人民解放軍海軍J-8戦闘機隊の中隊長だったというが、以前にも米軍機に異常接近して、メールアドを書いた紙を見せるなどしていたことが米国国防省に公表され、その行為は愚かしく、パイロットとしての資質・行動には疑問符が付くわけだが、中国では米軍機が急激な機動でJ-8にぶつかってきたものとし、殉職の飛行員は「革命烈士」の称号を贈られ、「海空勇士」「一級英雄模範」の、祖国の空を犠牲的行為で守った英雄扱いとなっている。(王偉 (飛行員)-Wiki

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「e-mail Me !」



VQ-1はこの近くの、NAS Whidbey Is.の航空隊だが、パイロットによれば事故時同機はオートパイロットで飛行していたという。
EP-3Eの機体はその後暫らくして返還されているが、飛行記録のFDRは中国当局が没収したまま返還されていない。

このEP-3という機体は電子戦情報収集機で、高度の電子器材を塔載しており機密性が高く、基地のオープンハウスでも機体が一般に公開されたことはなかった。
 中国にとっては非常に興味深い機材であり、機密保持のため乗員により一部破壊されたとはいえ、これを一時的に入手し解析できたことは、戦闘機飛行員一人の命と引替えて、十分おつりがくると思ったことであろう。

前回5月24日の異常接近事案についても、中国国防部は、
日本の自衛隊機2機が中国への報告も無しに中国のADIZに侵入して中国の安全を脅かし、演習中の中露海軍に妨害を為したもの。 これは近年の日本による挑発行為の一例に過ぎず、何故に日本はこのような挑発行為を続け悪戯に地域の緊張を高めるのか、その背後には何があるのか?日本は一体何をしたいのか?日本は国際社会に明確に説明せねばならない。
としている。(中華人共和国国防部記者会見

いつの間にか東支那海の公海上の空は、中国が管理する空域だと主張している。 中国の許可なく侵入を許さず!?

「厚顔無恥」、「傍若無人」というのも中国辺りが発祥の言葉だろうか。

SU27UBK (400x285)
今回撮影された機体。
複座であり、防衛省発表にある「Su-27」系であれば「Su-27UBK」という機体になるが、判然とはしないが、中国国産の「J-11BS」のような感じである。
写真画質が荒くて判然としないが、エンジンもノズル形状から中国国産の「渦扇ー10(WS-10)」のように見える。
複座型を出してきたのは”日本軍機の異常接近”の画像データ収集とか、或いは今回の位置だと大陸にあるレーダでは若干頼りないところがあるので(中露海軍演習も終了しており今回は艦艇による支援もないであろう)、塔載するロシア製のN001VE大口径大出力レーダを使用して警戒機支援に当る目的とかだろうか。
AAMは故障なども考慮して通常2発は塔載するものだが、この機体はAA-11(R-73)1発のみ塔載しているので、積極的な警戒任務に当るというよりはやはり支援任務という色彩が濃いように思われる。

防衛省も、「ミリおたおやぢ」に考慮して、も少し画質の良い写真を何枚か公表してくれると有難いのだが。

日本に税金も払っていないのに注文つけるのは気が引けるのだが、異常接近された事案の発表なのであるから、自衛隊機の翼端くらい画面に入れる「絵ごころ」も欲しいところである。

(参考)
Chinese Military Aviation -Fighter II

PLA’s Flanker fighter family -SinoDefence
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