ロシア皇帝プーチン閣下の命令一下ウクライナに全面侵攻したロシア軍だが、全線にわたりウクライナ軍の予想外に激しい抵抗、防御戦闘に遭遇しているという。
今日現在ロシア軍はウクライナ上空のAir Superiority(制空)の確保にも未だ成功しておらず、ウクライナ空軍は残存しているSAMや戦闘機による防空戦闘、或いはUAVによる対地攻撃等を継続中という(DoD)。
戦争は2週間目に入っているわけだが、地上戦闘でも、首都Kyivは未だ陥落せず!
プーチン言うところの「米欧の傀儡・極右・ナチ政権」の拠点であろうウクライナ首都Kyivの攻略は、今回の特別軍事作戦の「目玉」であろうし、現在戦力を追加投入して首都への圧力を強めていると言う。
ウクライナにとっては自国防衛戦であり、家族を守る為、家を守る為、町を守る為、国を守る為、それこそ爺婆まで銃を取って抵抗戦を行っているようであり、国土防衛の士気が極めて高い。
プーチンは今更撤退すれば、自身の地位が危うくなるだろうし退くに引けまい。 あらゆる手段を使って首都防衛のウクライナ軍民の士気を阻喪させ、首都陥落を図るであろう。
よく攻者3倍の法則などと言って、攻撃を成功させるためには相手の3倍の戦力を必要とするなどと言われるが、Urban Warfare(都市部での市街戦闘)においては、1人の相手に対して5人の兵が必要とも言う。 建物の一つ一つ、家の一軒一軒を虱潰しに掃討してゆく必要があるし、戦車、APC等の火力・機動力が十分には発揮し難いところがある。 反面防御側にとっては、障害物、IED、奇襲、狙撃等多様な戦術選択の余地があり、比較的に貧弱な火器・装備であっても奏功が期待出来るのであろう。
勢い、ロシア軍はウクライナ抵抗勢力のいる地域を丸ごと焼き払う、或いは化学兵器を投入するような戦術に出かねず、今後注視する必要があろう。
ポーランドなど隣国に避難するウクライナ難民は毎日倍々に増え、現在150万程だろうか。今後も更に増えることだろうが、幼子を抱え、子の手を曳いて着の身着のままで郷を去らねばならぬ姿は、痛々しい。
ウクライナは良く善戦し、ロシア軍に相当な損害を与えているが、戦争である以上ウクライナ側の損耗もかなりなものであろうか。
NATO等の20か国+がウクライナへの軍事援助を表明しており、なかでもドイツは、これまでの「紛争当事国への武器輸出はしない」との国策を今回変更して、対戦車兵器1,000、MANPADを500、さらにMANPADの追加2,700を送ると言う。ドイツは防衛費もGDPの2%に引き上げると言う。
強力な武装による中立で知られるスウェーデンも、対戦車兵器5,000(最新型のCarl Gustav AT4という)他を供与するといい、同じく中立政策を取るフィンランドも今回ウクライナへの武器供与を決断している。 プーチンはフィンランド等の北欧中立国に対して、「ウクライナに与するのは勿論、NATOに加盟など考えたら、タダで済まさんぞ」と脅しをかけていたが、これが回答であろう。
強力な武装による永世中立国スイスは武器供与こそしないものの、EU・NATOが決定したロシア航空機のEU域内飛行禁止措置に同調し、自国空域のロシア航空機の飛行を禁じている。
アドルフ・ヒットラー以来久し振りの化物悪魔の出現を前にして、欧州諸国の結束は見事である。
ウクライナは国際義勇兵を募っているが、米国では3,000人ほどが応募中とか。 「義によって御助太刀をば致そうぞ!」ということであろうが、さっそく迷彩服姿も凛々しく、自分の銃を手にウクライナ大使館に駆けつけて、警備の警察官に逮捕された慌て者もいたようである。
今日現在ロシア軍はウクライナ上空のAir Superiority(制空)の確保にも未だ成功しておらず、ウクライナ空軍は残存しているSAMや戦闘機による防空戦闘、或いはUAVによる対地攻撃等を継続中という(DoD)。
戦争は2週間目に入っているわけだが、地上戦闘でも、首都Kyivは未だ陥落せず!
プーチン言うところの「米欧の傀儡・極右・ナチ政権」の拠点であろうウクライナ首都Kyivの攻略は、今回の特別軍事作戦の「目玉」であろうし、現在戦力を追加投入して首都への圧力を強めていると言う。
ウクライナにとっては自国防衛戦であり、家族を守る為、家を守る為、町を守る為、国を守る為、それこそ爺婆まで銃を取って抵抗戦を行っているようであり、国土防衛の士気が極めて高い。
プーチンは今更撤退すれば、自身の地位が危うくなるだろうし退くに引けまい。 あらゆる手段を使って首都防衛のウクライナ軍民の士気を阻喪させ、首都陥落を図るであろう。
よく攻者3倍の法則などと言って、攻撃を成功させるためには相手の3倍の戦力を必要とするなどと言われるが、Urban Warfare(都市部での市街戦闘)においては、1人の相手に対して5人の兵が必要とも言う。 建物の一つ一つ、家の一軒一軒を虱潰しに掃討してゆく必要があるし、戦車、APC等の火力・機動力が十分には発揮し難いところがある。 反面防御側にとっては、障害物、IED、奇襲、狙撃等多様な戦術選択の余地があり、比較的に貧弱な火器・装備であっても奏功が期待出来るのであろう。
勢い、ロシア軍はウクライナ抵抗勢力のいる地域を丸ごと焼き払う、或いは化学兵器を投入するような戦術に出かねず、今後注視する必要があろう。
ポーランドなど隣国に避難するウクライナ難民は毎日倍々に増え、現在150万程だろうか。今後も更に増えることだろうが、幼子を抱え、子の手を曳いて着の身着のままで郷を去らねばならぬ姿は、痛々しい。
ウクライナは良く善戦し、ロシア軍に相当な損害を与えているが、戦争である以上ウクライナ側の損耗もかなりなものであろうか。
NATO等の20か国+がウクライナへの軍事援助を表明しており、なかでもドイツは、これまでの「紛争当事国への武器輸出はしない」との国策を今回変更して、対戦車兵器1,000、MANPADを500、さらにMANPADの追加2,700を送ると言う。ドイツは防衛費もGDPの2%に引き上げると言う。
強力な武装による中立で知られるスウェーデンも、対戦車兵器5,000(最新型のCarl Gustav AT4という)他を供与するといい、同じく中立政策を取るフィンランドも今回ウクライナへの武器供与を決断している。 プーチンはフィンランド等の北欧中立国に対して、「ウクライナに与するのは勿論、NATOに加盟など考えたら、タダで済まさんぞ」と脅しをかけていたが、これが回答であろう。
強力な武装による永世中立国スイスは武器供与こそしないものの、EU・NATOが決定したロシア航空機のEU域内飛行禁止措置に同調し、自国空域のロシア航空機の飛行を禁じている。
アドルフ・ヒットラー以来久し振りの化物悪魔の出現を前にして、欧州諸国の結束は見事である。
ウクライナは国際義勇兵を募っているが、米国では3,000人ほどが応募中とか。 「義によって御助太刀をば致そうぞ!」ということであろうが、さっそく迷彩服姿も凛々しく、自分の銃を手にウクライナ大使館に駆けつけて、警備の警察官に逮捕された慌て者もいたようである。